CHARONゲームと私の2013年
CHRON10周年おめでとうございます。
10年前の今頃は、CHRONというサークルがここまで大きくなる事、私がファンとしてここまで応援し続ける事、どちらも想像していませんでした。
今回は10年前を振り返って、当時、私がCHARONのゲームをプレイして何を感じたのか書いていこうと思います。
・CHARONのゲームを選んだ理由
2013年は、私の人生の中で最もフリーゲームをプレイした年だと思います。それ以前から『ふりーむ』などのフリーゲームサイトにアクセスするのが当時の日課でした。当時は「ホラー」や「ヤンデレ」「百合」といった言葉で検索をかけて気になった作品をダウンロードしてプレイしていました。
そんな時に出会ったのが『みことにっき』でした。
ホラーゲームが好きだったので 初期作品の『ホラーADV』という言葉がなかったら、出会っていなかったかもしれません。
・みっくすおれという衝撃
実を言うと、『みことにっき』をプレイした時はものすごく強く惹かれたという訳ではありませんでした。ただ、心のどこかで「この人の他のゲームがあったらプレイしよう」と思っていたのかもしれません。「他のゲームをプレイする」というそのチャンスは驚くほど早く訪れました。
『みことにっき』をプレイし終えて数日経ったある日、私は『ふりーむ』であるゲームを見つけました。『みっくすおれ』です。その時の私は「みことにっきの人だ」という感想と「もう新作が出たの!?」という驚きの感情を持ちました。
もちろん、すぐにダウンロードしてプレイし始めました。
3人の中から選択肢で選べるヒロインやストーリーの分岐にとって最も重要な選択肢がひとつ存在する事、クライマックスへ向けて盛り上がりの階段を階段を上らせてくれる構成など大好きな要素が詰まっています。
短いながらも完成度が非常に高いこの作品が私は大好きです。「CHARONのゲームで何が好き?」と聞かれたらまず、『みっくすおれ』を挙げます。
・2013年当時の楽しみ方
2013年はリアルタイムでCHARONの進化を感じられた年だと思います。
『みっくすおれ』を最初に見た時もそうですが、新作の発表スピードがとにかく早かったのです。改めて振り返ると『みことにっき』から『ヤンデレラ』まで4カ月で5作品。他の人と比べても非常に速い。そして、1作ごとに表現やクオリティが進化していると感じました。適切な比喩かどうかは判りませんが、バトルマンガの主人公の成長スピードくらいのペースで進化していたのです。
当時は、ダウンロードしてプレイしてその後でプレイ実況動画を観るのも楽しみにしていました。実況動画を観ると、自分では気付けなかった作品に魅力に気付く事ができます。他の人の視点で物語の魅力を探るというのが楽しかったのです。
実況動画を見て作品のファンになった人も多いのではないでしょうか。
・改めて振り返って
10年前を簡単に振り返って、何故、自分がCHARONのゲームが好きなのか再確認する事ができました。当時はホラーを求めていて、当時のCHARONのゲームに私の求める恐怖の表現があり、それだけでない心を揺さぶる悲哀さも感じられたからだと解釈しています。
現在も進化し続けるCHARON。どこまでついていけるか判りませんが、ひとりのファンとして可能な限りついていきたいと思います。
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