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【デッキ解説】はがねのせいしん型カクレオン

はじめまして、ねぎです。
今回は先日開催されたポテンシャルポケカで、主催であるさけねこさん(@pokemoncost)の特別賞さけねこ賞をいただいた『はがねのせいしん型カクレオン』の解説をしようと思います!

私自身が回しやすいように組んでいたり、シャルポケ環境を考慮した構築になっているので、脳筋ワンパンデッキが好きな方はぜひ自分が回しやすいように改良して遊んでみてください!


デッキコンセプト・背景

前回2月に行われたシャルポケでは、耐久型デッキが猛威を奮っていたので、「Vmaxをワンパンできるデッキ」を作ることに決めていました。

ワンパンといえば、マホイップVmaxや非エクのキュレムなどが真っ先に思いついたのですが、どんなカードと組み合わせてみても至極普通なデッキになってしまうので、却下となりました。
※シャルポケは勝ち点に加えて、みんなからの投票による「デッキ魅力点」が加わり勝敗が決まります。そのため、普通なデッキというのは致命的なのです。

どうしたものかなぁと考えているなかで初めに目をつけたのが、ガラルニャイキング
スターバース環境のちょいと前に、ニャイキングを4投してVsterとVmaxをひたすらワンパンする「ワンパンザシアン」という脳死デッキを握っていたことがあり、ニャイキングの強さを知っていたので、このカードと組み合わせて面白いカードはないかなぁと探していました。

(ちゃっかりトレリ優勝したワンパンザシアン)

それと別軸で考えていたのが、ニンフィアVmax。非エクのマホイップとマスターを組み合わせてカクレオンとニンフィアにエネ加速して、いろいろへんげでニンフィアの火力を上げるとか楽しそうだなぁと思ったのですが、既にレシピ公開している先人がいたのでこちらは没に…。

そして、この2軸を並行して考えていた時に、たまたま気づいてしまったのです。

カクレオンを鋼タイプにしたらはがねのせいしんで火力上げれるのでは!?

ということに。しかも、同時に相手の弱点つけるので、簡単にワンパンできる…!思いついた時は、流石に自分天才かと思いました。

ネットやYoutubeで検索してみても、カクレオンとガラルニャイキングを合わせてるデッキは見当たらなかったので(←ここが一番大事!!w)、シャルポケ用のデッキとして作ってみることにしました!

弱点やはがねのせいしんの計算に少し不安があったので、公式さんに問い合わせた時のスクショ (いつもお世話になってます🙇‍♀️)


デッキレシピ

カクレオンのいろいろへんげで相手の弱点をつきながら、「ガラルニャイキング」「かがやくルチャブル」「こだわりベルト」で火力をガンあげして最大420出すデッキになってます。

(素点90 + ニャイキング20x3 + ルチャブル30 +ベルト30)x2 = 420

ストーン闘エネルギーが4枚ついたイシヘンジンも涙目の火力を出しちゃいます。
ストーン闘エネルギー4枚+フルフェイスガードがついている場合は倒せないので、注意が必要です(笑)


採用カードについて

シャルポケ環境にVmaxが多くなってきたので、今回の構築では非エク対面をほぼ諦めることにしました。ひたすらVmaxを安定してワンパンすることにだけに重きを置いて構築してあります…!

カクレオン
今回のメインアタッカー。4枚にした方が安定はすると思いますが、Vを毎ターンワンパンするので、3回殴れたら十分です。3枚+キャリーで十分回ってくれます。何よりも、なるべくカビゴンスタートしたいので、その確率を少しでもあげるために3枚にしました。

ガラルニャース&ガラルニャイキング
このデッキの最大のおしゃれポイント。カクレオンで弱点をつけるので、はがねのせいしんが実質1体につき「+40」というとんでも性能。しかも、重ねられる!並べれば並べるほど、どんな相手でも楽にワンパンできます。
当初はガラルニャイキング4枚採用していたのですが、序盤にかさばってしまうと上手く回らないことが多かったので、3枚採用にしました。Vster対面の場合、3体並べないとワンパンできないのでちょっとカツカツです。4枚でも良いと思います。

ルチャブル
この子1体でVmax相手に弱点込みだと+60できちゃう悪魔の子。即戦力採用です!

カビゴン
1ターン目&2ターン目は、ひたすらしんかのおたけびで手札減らしてからのくいだめで手札を補充して反面を揃えていきます。今回の構築では、サポートはエネ加速にガン振りのためドロサポが0枚です。そのため、ドロー要因はくいだめのみ。序盤に1回でもくいだめできないと、手札が枯渇してほぼ負けます。文句なしの4枚採用です。

キバナ&マリィのプライド
今回の肝。カクレオンにはがねエネ+相手の弱点のエネが必要なため、ツインエネやれんげきエネを使用できないので、技を打つために3エネ加速しなければなりません。そのため、初動以外は毎ターンサポートはこの2枚のどちらかを使います。本当はキバナを6枚採用したいですが、なけなしの4枚。もう一つのエネ加速サポートとして、トラッシュから加速という点でキバナと似ていて使いやすかったので、マリィのプライドを2枚採用しました。

ソニア
最初は採用していなかったのですが、相手の弱点をつけるエネに繋がらずにワンパン出来なくて負ける場面があり、好きな色のエネを持って来れるということでソニアを採用することにしました(助言をくれた相棒(@GENT63541592)に感謝!!)。序盤にカビゴンに繋がらない時は、ソニアでカビゴン&ニャースを持ってくることもしばしば。序盤の手札に合わせて柔軟に動けるため、かなり優秀です。多いほど序盤安定したので、今回は、3枚採用です。

メタルソーサー
大事な大事なエネ加速要員。カクレオンくんのエネルギーが重すぎて、キバナ+手張りでは間に合いません。そこで活躍するのがメタルソーサーです。しかし、使う前にカクレオンがはがねタイプになっていないといけないので、少し扱いが難しいです。「はがねエネルギーを手張り+しんかのおたけびで落としておいたはがねエネルギーをソーサーで加速+キバナで相手の弱点をつけるエネルギーをトラッシュから加速」の動きで、カクレオンを1ターンで育てて油断していた相手をワンパンチできます✊2回くらい使うとだいぶ安定するので、本当は3枚採用したいところですが、枠の関係と、序盤にかさばると何もできないので2枚採用になりました。

ベルト
ルチャブル同様、1枚で弱点込み+60火力になってしまう天才カード。ただし返しでカクレオンがやられてしまうことがほとんどということもあり、使い捨てになってしまい、毎ターンカクレオンに安定してつけることはなかなか難しかったので、ここぞという時にキバナで持ってくる用のカードとして2枚だけ採用しました。

エネルギー転送
めちゃくちゃ大事。序盤に引けたら、相手の弱点をつけるエネルギーを優先して持ってきます。はがねエネルギーを持ってくることもしばしば。ソニアもいるので、ダボつかずちょうどよかった2枚を採用です。

ポケギア
序盤はソニアに、後半はエネ加速サポに繋げるべく、3枚採用です。今回、1番採用枚数に悩んだカードかもしれません。

ふうせん
マリィのプライドとメタルソーサーでベンチにいるカクレオンにエネ加速をする必要があるため、ふうせんを引けないとエネ加速が間に合わず1ターン上げてしまうことになります。2枚だと安定して自引きすることが難しかったので、3枚の採用にしました。引けないとマジで負けてしまうので、このデッキの縁の下の力持ち的な存在のカードです。

キャプチャーエネルギー
カビゴンやガラルニャースを序盤にどれだけ用意できるかが大事なので、2枚採用しました。

ツインエネルギー
弱点をつけるエネルギー+ツインエネルギー+こだわりベルトのみで、(素点90+ベルト30)x2=240でます。そのため、V相手だとキバナ+ツインエネルギー手張りでエネが間に合い楽に展開できるので、採用しました。しかし、Vmax相手の場合は活かしきれない感否めなかったので、ピン刺しです。

トレーニングコート
本当はもっと採用した方が後半安定するのですが、後半の安定に繋がることより、序盤の安定に繋がるカードを優先しようと思い、今回は泣く泣く1枚採用です。


不採用カードについて

マナフィ
今回のシャルポケという大会では、環境デッキがゼロに限りなく近いのと、過去のデッキ配分を見てもベンチ狙撃系の割合はそこまで多くなかったので不採用にしました。普通の大会出るなら絶対採用します

しんかのおこう
シンプルにニャースの特性しんかのおたけびが偉すぎて、いらないです。

学習装置
最初は3枚入れていたのですが、何回か回してみたところ、なくても回る印象だったので、最終0枚になりました。好みで入れても良いカードだと思います!

ドロサポ
カクレオンを毎ターン育てるのに、サポートでエネ加速する必要がありドロサポを使ってる暇がありません。くいだめ+しんかのおたけびを組み合わせた山圧縮で意外となんとかなったので、勇気の0枚です。

ボス
ドロサポ同様、エネ加速に命かけてるので基本使ってる暇ないです。前に出てきたアタッカーを全力でワンパンし続けます。

シャクヤ
採用したいカードNo.1。デッキの性質上、最初の山確認で相手の弱点のエネルギーがサイドに落ちていることが分かったら「投了で。」と言いたくなるので、ほんとに採用したかったです。が、これまた打ってる暇がないのと、本番の運の強さを信じて不採用にしました。

システムポケモン(クロバット・ネオラント・ビーダルなど)
ガラルニャイキングやルチャブルをベンチに展開して火力を上げていくので、システムポケモンがいるとベンチの枠が少なくなり火力が上げにくくなってしまいます。序盤のリソースだけをなんとかしてくれて、相手に倒されておさらばしてくれるカビゴンくんが相性がよかったので、今回はそれ以外のシステムポケモンは不採用にしました。


回し方・プレイング

非エクはみていない前提の構築・プレイングになります。

序盤は、ボールやソニアを中心に、カビゴン&ニャース&エネルギーを準備します。

ニャースの特性しんかのおたけびで、
①相手に弱点をつけるエネルギー
②はがねエネルギー
③手札のダボついてるカード
をトラッシュへ送りながら、カビゴンのくいだめで手札を補充します。エネルギーは2~4枚は落ちていると綺麗に回ってくれます。
V相手だと、2ターン目くらいからカクレオンに手張りし始めるくらいで十分間に合うため、序盤は全力でニャースを展開&くいだめで手札にソーサー、キバナ、ベルトあたりを貯めていきます!もちろん余裕がある場合は、1ターン目からカクレオンに手張りしても大丈夫です🙆‍♀️

そして、3ターン目くらいからキバナ+メタルソーサーで育てて、毎ターンワンパンを目指します。

途中エネ加速やワンパンが難しい時は、無理に殴らずにカビゴンを囮にしてくいだめを挟む方が手札補充も出来て後半強くなれます。


おわりに

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

今回のデッキはかなり回していて楽しいので、もう少し改良して近々ジムバに持っていってみようと思います!

プレイングなどや採用カードで気になることがあれば、気軽にTwitterにでもご質問ください!


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