朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議 祖国平和統一委員会と民族経済協力局・金剛山国際観光局を廃止することに対する決定 発表

出典
朝鮮中央通信 http://kcna.kp/kp/article/q/73271d114a77649b1ae44c9acfabf495.kcmsf  
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日本語訳は著者によるものです。公式の日本語訳ではありません。


平壌 1月16日発 朝鮮中央通信

朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議は15日、祖国平和統一委員会と民族経済協力局、金剛山国際観光局を廃止することに対する決定を発表した。 決定は、今日の朝鮮半島には最も敵対的な二つの国家・戦争中にある二つの交戦国が尖鋭に対峙していると明らかにした。

約80年という長久たる歳月、一つの民族・一つの国家・二つの制度に基づく我が祖国統一路線と克明に相反する《吸収統一》《体制統一》を国策と定めた大韓民国とはいつまで経っても統一を成し遂げられないと決定は指摘した。

決定は我々を《主敵》と宣布し外勢と野合して朝鮮半島に統制不能の危機状況を恒時的に持続させ、《政権崩壊》と《吸収統一》の機会だけをにらむ大韓民国をこれ以上和解と統一の相手と見なすことは深刻な時代的錯誤となると強調した。

朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議は厳然たる歴史的現実を認め、大韓民国を朝鮮民主主義人民共和国と最も敵対的な国家と烙印するとともに次のように決定した。

  1. 北南対話と協商・協力のために存在していた祖国平和統一委員会と民族経済協力局・金剛山国際観光局の機構を廃止する。

  2. 朝鮮民主主義人民共和国内閣と該当機関はこの決定を実行するために実務的対策を講じること。(終)

2024.01.17 誤字を修正しました。

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