ジモティーを利用して気が付いた煩わしそうで価値のあるコミュニケーション

リビングに置いていたソファを撤去しました。
元々、前の家からそのまま持ってきた物だったのですが、他の家具との兼ね合いや部屋の雰囲気から少し合っていなかったのと、リモートワークをするにあたって仕事をするのに座りやすい椅子に変えたいというのがきっかけでした。

そこで今回利用したのがジモティーです。
フリマサイトにも出品したのですが、引き取りに来て貰うこと前提（送ることもできますが）で送料や手数料がかからない分、一番高条件で引き取って貰えるのがジモティーでした。

少し心配だったのは、直接会って物を引き渡さないといけないという点です。
まず、大型家具なので家まで来て貰う必要があります。私の場合はマンションなので家の下まで来てもらいましたが、「引き取って貰う人が変な人だったらどうしよう」「物に難癖つけられて揉めたらどうしよう」という不安は正直少しありました。

ただ、その心配は徒労に終わりました。
むしろ直接引き渡すことによって、とても喜んでくれていることが分かりすごく嬉しい気持ちになりました。
心配があったからこそ、物の状態をしっかり確認したり、綺麗にしたり、輸送中に傷がつかないように緩衝材を巻いたり、いつもフリマサイトで物のやり取りをする以上に気を遣いながら準備をしたのも良かったのかもしれません。

条件が良かったという理由で利用したジモティーでしたが、物のやり取り以上に、実際に次に使ってくれる人が喜んでくれたこと、それが直接感じられたことに価値を感じました。

ジモティーというオンラインを介してコミュニケーションを取り、最終的には実際に相手と会って話をして完結するコミュニケーション。一見煩わしそうでありながら、お金の以外の価値を感じられたこの経験から、何か忘れていた感覚を思い出した気がします。