【凱杯OSベスト4】ヨノワールジュナイパー解説【全文無料・デッキリスト付】
執筆者、基盤作成:まゆま(@mayumapipi)
使用者、調整者:おそま(@osomataya)さん
1.はじめに
こんにちは。
チームねがいぼしと申します。
普段は池袋、高田馬場などでポケモンカードをしています。
そしてその傍ら、YouTubeチャンネルにて同じ名前で動画投稿を行っております。
https://www.youtube.com/channel/UCwYzyAsiL8Ydi4Y7LvSdSjA
スタンダードレギュレーションはもちろん、エクストラ、さらには殿堂といったように、ポケモンカードの様々な遊び方を楽しみ、そして共有していく事を主として活動しております。
よろしければこちらのチェックもよろしくお願い致します!
2.構築経緯
まず、大きな理由として現環境においてドラパルトVMAXといちげきウーラオスVMAXの効果貫通以外にジュナイパーを突破する方法がかなり限られている、ということが挙げられる。さらにはレギュ落ちによってBCD環境でジュナが苦手とする非エクポケモンが減ったためジュナの通りがある程度保証されると判断した。
↓以下はジュナイパーの突破が容易で、マッチングの可能性があるカードの一例
マッドパーティ各種、ボルケニオン、ヘルガー、
これらを全て対処することがジュナイパー側の勝利条件であるため相手のテンポを遅らせるか、攻撃できない状態することを目的としてヨノワール(ゴーストブリーチ)を採用した新しい形のジュナイパーを考えることに。
(ちなみにボルケニオンは吐くほどきつい)
3.初期案
最初の机上論でのヨノワールジュナイパー(以下ヨノジュナ)。
ポケモン
生き物はこの段階からほぼ動かすつもりはなかった。
ジュナイパーライン:3-2-4
後述するターフ通信のギミックがひとだましんかとの相性もよいため、フクスローも2枚の採用。
モクローを1枚減らしたい気持ちもあるが、4枚ないと1枚サイド落ちした場合にボス、あなぬけのひもの連打で破産しかねないためほぼ4確。
ヨノワールライン 2-2-2
本来いちげきは無理対面だが、そこを解決するカード。これ1枚で前述のヘルガーは機能停止し草弱点の可愛いわんことなり、マッドパーティは少ないHPに手張り2回と持ち味のスピード感が失われ、ポットデスがお茶休憩をするだけでターンが返ってくる。
ヨマワルは特性で手札のいらないカードを捨ててサマヨールを重ねる。なにが偉いってこのヨマワルで捨ててカビゴンでくいだめ7ドローしてたまにドヤ顔できる。
カビゴン 3枚
ゲーム中に最低2体は使いたいし、なんなら3枚使ったりもするのでスタートしたい生き物でもあることを考えて4枚目を採用してもいいかもしれないが枚数の関係で3枚。まじでこいつ強い。
ミュウ 1枚
個人的現環境において上から下まで強いカード。
相手のウッウVなどから可愛いモクローちゃん達を守るカード。これ1枚置くだけで連撃視点ストレスでしかなく、ボルケニオンの120に対してジュナイパー90+サイコパワー30で取れて尚且つ逃げ1と素晴らしい生き物。こいつでスタートしてもキャプチャー→カビゴン逃げカビゴン前出しと動けるため、ストレスフリーのメタカード。
グッズ
クイックボール 4枚
たねポケモンが多く、足回りを考えて4確。詳しい理由は実際使用したリストと共に後ほど解説。
ポケモン通信 4枚
ターフやサマヨールとの兼ね合いで4確。ヨノワールに積極的に触りたいので減らす理由もなさそう。
ふしぎなあめ 4枚
ほぼ4確。減らす理由はターフを厚めに取るとあめだけでなくフクスローから組み立てられる他、メイから結局全部触れるので1枚までなら甘えられる。ただ今回は減らしてまで欲しいカードが無かったため4枚。
ふつうのつりざお 1枚
生き物とエネルギーの復旧を両立できるため1枚。モクローはもちろん、たまにカビゴンとミュウも戻しまくる。ただ三神対面はクチートに怯える生活を強いられるためエネルギーのみ山に戻す。
あなぬけのひも 3枚
入れ替えと選択。双方場合によって強い状況が違うが紐3はたぶんやりすぎ。
サポート
マリィ 4枚
手札減ってもカビゴンで結局引くので3or4入れたいカード。相手への手札干渉兼縦引きカード。溶接工を使う赤系統に対して事故らせたいのでスタジアムも厚くして解決されにくくした(つもり)。
メイ 4枚
4確。なんなら増やしたい。増やしても4回に1回くらいならバレなそう。ジュナ+あめ+エネルギーを持ってきて即起動することもあれば、カビゴン+メイ+エネルギーでぐるぐる受け回したり器用すぎる。楽しい。
サカキ 1枚
s1シティリーグでジュナイパータチフサグマを使用した際にはここの枠は2枚だった。フルドライブで3エネついたカプ・コケコ◇がなぐってくるため、そこに対して2枚の採用だったが今回はそんな不慮の事故も無いので最低限の1枚。
シバ 2枚
メイの傘増し兼LOプランの際の自身の山札回復。7枚引き直せばなんかしら引けるが繋がらなくてもめげないでほしい。一撃対面どうしてもこの番にアクションを起こさないといけないシーンではあくの塔のコストにできる裏技もある。条件サポートは何枚も必要ないのでこの枚数。
スタジアム
ターフスタジアム 4枚
気合いの4枚採用。スタジアムの貼り合いに負けたくない一心の4投。フクスローも持ってきたり、あめを握ってればジュナを持ってきてそのまま重ねたり、適当に持ってきて通信で好きなポケモンを持ってきたり便利。ただ後のリストでは減らした。
エネルギー
基本草エネルギー6枚、キャプチャーエネルギー4枚
このデッキにおいては基本エネ6枚が1番回しやすいので言うことなし。つりざおもあるので全然足りるはず。キャプチャーエネルギーは初動の足回りを加味して4枚にしたが3枚でも大丈夫なカード。
4.使用構築
このコンセプトの元、おそまさん(@osomataya)の使用構築はこちら。
あら綺麗。変更点と補足点のみ解説する。
・変更点 計7枚
IN→レベルボール2枚、回収ネット3枚、ポケモンいれかえ2枚
OUT→ひも3枚、マリィ1枚、ターフ2枚、キャプチャー1枚
レベルボール 2枚
1進化まで触れて、たねポケモンを触るカードの傘増し。最初入れてない理由がわからない。少なくても機能するのでこの枚数。
回収ネット3枚
三神ザシアン対面、ジュナ成立後こちらはベンチを絞らなければいけないため採用。クチートに捕まらないように回収した生き物をクイックのコストにするため、先述のクイックは4確。このデッキの場合、出た時効果を持つ非エクがいないため回収ネットのバリューが低く、環境にクチートさえいなければ入れ替えとひもを厚くする。
ポケモンいれかえ 2枚
エネルギーを落とさずにカビゴンを前出ししたり、逆に前のカビゴンを下げてジュナイパーを前に出して戦闘開始するために採用。基本的に回収ネットでいいためこの枚数。
5.当日のマッチングと結果報告
予選スイス
カメックス⭕
ヤクデ❌
悪パーフェクション⭕
ドガスダイナ⭕
ダイナ⭕
ビクティニMMたけるとうき⭕
連撃⭕ 投了
決勝トナメ
三神⭕
ヤクデ(再戦)❌
2回負けたヤクデはボルケニオンが2枚入っていてキツかったそう。ちなみに今回の凱杯で全勝優勝したヤクデだからまじで強い。ただたけるとうきぶち抜いてるのでパワー自体はかなり高いデッキに仕上がったことが伝わるはず。
6.おわりに
いかがでしたでしょうか。現状とてもいい立ち位置にいる新デッキですのでぜひ使って頂けると幸いです。最後にはなりますが、使用者のおそまさんベスト4おめでとうございます🎊‼️
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