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NAGAREYAMA F.C.が難しい試合を勝ち切る!勝ちから学び、更に強く逞しく。

久しぶりの声出し応援OKな会場!応援にも熱が入ります!

2024年5月19日(日)、千葉県社会人サッカーリーグ1部 前期リーグの第2節が開催されました。
第2節、NAGAREYAMA F.C.はFC習志野さんとの対戦。ともに昨年2部リーグを制して1部リーグに昇格したチーム同士。絶対に負けられない戦いです!
会場は市原市にあるVONDSグリーンパーク。関東1部のVONDS市原さんの活動拠点で、クラブハウスあり、人工芝と天然芝の両方のピッチあり…立派!!いずれは我々もこんな立派な施設を…流山に…!

第1節と同じく、今回も市原市の会場。試合時間は第1節の18時に比べて今回は12時と、お昼時での時間帯になるので足を運びやすいようにも思いますが、やはり流山からのアクセスはちとハードルが高い…。それでも第1節と同じくらいの方々が、今日も試合会場に来てくれていました!本当にありがたいし、心強いです!
VONDSグリーンパークは鳴り物こそNGでしたが、声出し応援、幕の掲示はOKということで、集まったサポーターも各々がっつり応援してきました!

チャントを歌い、コールし、幕を張り、旗を振る。最高!!
短時間でもみんなで協力してしっかり幕張り完了!
フードパートナーのつづくさんが寄贈してくれたボトル、さっそく活躍!
いつも厚いサポート、本当にありがとうございます!!!
珍しくやる気に満ち溢れていた娘。
ネットがないのでピッチ外に出たボールを拾っては選手に届ける!

この試合でもマッチデイプログラム的なフリーペーパーを配布。
ナンバリングとしては10号目。まだまだ、続けていこうと思います!


最適解を求めて…高監督の今回の決断は

この試合のNAGAREYAMA F.C.のスカッドはこちら。

千葉県社会人サッカーリーグ1部 前期リーグ 第2節

GKは鉄壁の#1板橋 柊哉選手。
DFは右から#2岡田 俊祐選手、#9橋本 真吾選手、#16延山 光聖選手、#19飯沼 駿太選手。
MFはアンカーに#7砂田 琢己選手、一列前に右から#23長野 峻己選手、#24栢野 史也選手、#26三好 崇斗選手、#10寺内 大登選手。
そしてFWは#13板倉 航希選手。
第1節の内容を見てか、CBにはスタートから高さと強さのある二人を入れ、三好選手を中盤、飯沼選手をサイドバックに。
相手の情報が少ない中、そして怪我人が多い中で、様々な要素を鑑みて高監督が最適解として組んだ布陣ですよね!期待です!

この日のベンチには、#4平久 将土選手、#6山室 伊ノ介選手、#8小野田 大樹選手、#14高木 一希選手、#17今山 育巳選手、#18加藤 康徳選手が入りました。

試合前の練習風景

山あり谷あり、難しい試合展開となった一戦

この試合、ざっくりと流れをまとめると…
・先制点を許すも、焦らずにしっかり逆転。
・せっかく逆転したのも束の間、再び一瞬の隙を突かれて同点。
・もう一度勝ち越しを…と思った矢先に退場者を出してしまい、数的不利で一気に難しい試合に。
・それでも逆に一人少ないNAGAREYAMA F.C.が勢いを増し、勝ち越しに成功。そしてそのまま3-2で逃げ切って勝利!
こんな流れでした。

今回、レポートが遅れてしまったので…試合の流れについては、サポ仲間のFumi Yukiさんが既にまとめてくれていますので、ぜひそちらをご一読ください!わかりやすいですよ!

なので、今回は試合の流れは割愛。所感だけにフォーカスして書きます!


STRONG、WEEK…両面が色濃く出た、そんな試合

結果として、絶対に取りたかった、取らなければいけなかった勝ち点3をしっかりモノにしたこと。それが何よりも素晴らしい試合でした!
FC習志野さんは、カウンターに出た時の圧が凄まじく。人数もかけていたし、とにかく縦に早い!高さもあってハイボールの競り合いで後手を踏んでいたので、最後まで冷や冷やした展開が続きましたね。
そんな相手に対し、最後まで足を止めずに数的不利の中でも勝ち越しに成功した選手たち…本当に素晴らしいと思います!

内容的には、良い面と悪い面、両方が色濃く出た試合だった、という印象。

攻撃面ではやりたいことがある程度表現できていたい見えました。シュートまで持ち込んだシーンもたくさん作ることが出来ていましたしね!
中での印象に残ったのは、単純に長いボールを放り込むだけでなく、これまでとはまた違う、しっかりつないで前進する新たな工夫も見られたこと。まだ慣れないのか前進した先で詰まる場面も見受けられ、課題も見えた出来だったとはと思いますが、期待できましたし、何より新しいチャレンジは…わくわくしました!!
この試合、上の図では4-1-4-1で並べましたが、4-3-3とも見える布陣で。インサイドハーフに入った#24栢野 史也選手、#26三好 崇斗選手が縦横無尽に走りまくってくれていて、あらゆる場面に顔を出していました。運動量、半端ない(笑)
あと少し全体がコンパクトになって、さらに多くの選手が関与することができれば…先の新しいビルドアップのパターンも併せて、もっとチャンスが作れるのかも!?
チームとして相手を崩す絵が描けそうな、そんな期待が出来る攻撃でした!

攻守にあらゆる場面に関与していたインサイドハーフの二人

逆に、守備面ではやられたくないことをやられてしまった印象。
FC習志野さんは、常にカウンターでサイドの裏のスペースを狙っていて。サイドで抜け出すと、中盤と逆サイドの選手が一気にゴール前になだれこんでくるので、そこでチャンスを作っていました。
この試合、NAGAREYAMA F.C.はサイドバックが高い位置を取っていたので、悪い奪われ方をするとその裏のスペースはがら空き。チャンスが一転してピンチに。実際、1失点目はこのスペースのケアに両CBがかぶってしまって中央のケアが遅れたことによる失点。2失点目はこのスペースからフリーでクロスを蹴らせてしまい、結果として逆サイドの裏に良いボールを送られて失点する、というものでした。
攻撃に厚みを持たせて高い位置まで選手をあげている分、裏を取られるリスクが大きくなるのは必定。リスクが避けられないなら、いかにしてそのリスクを最小化するか。そこはもっと突き詰めることが出来るのかな、と。攻守の切り替えをもっと早くする。誰かが高い位置に上がったら別の選手がフォローを徹底するetc…
実際の試合の中で、相手の狙いを読み取り、手立てを講じて、リスクを最小化する。その重要性を学んだ試合、とも言えると思います。
(三好選手、栢野選手のインタビューを聞いた限りでは、後半はここにしっかり修正が入ったみたいですね!)
すっかりとあるチームの変態的なサッカーに染まってしまったので、個人的にはリスクを取るサッカーは大好物。臆さず、これからもどんどんチャレンジしていってほしいです!

ピンチも多かった中、体を張ってゴールを守ってくれた板橋選手

ゴールへの道筋…チーム全員が、一枚の絵を描けるか

それにしても、先日のMATSUDO CITY FCさんとの試合といい、この試合といい、一人減って数的不利になった後の方がチャンスを増やしているというのは、不思議なものですね。
素人の感想ですが、一人少なくなったことで出来ること/やるべきことの選択肢が減り、結果としてチーム全員でゴールを奪うための道筋…同じ絵を描けるようになる。それにより、より連動したスムーズな攻撃につながっているのだと思います。

チーム全員で、同じ絵を描けるかどうか。

NAGAREYAMA F.C.の選手たちはみんな上手くて、個の力で打開できる選手も多いし、様々なポジションをこなせる器用な選手も多い。だからこそ、ともすれば選手個々が描く絵がばらばらになってしまう。
試合展開、相手にもよりますが、似た感性を持った選手がピッチにいるとボールも人も流れるように動いていくのは、きっとそういう理由。
同じ絵が描けているときに見せてくれるプレーはチャンスにもつながっているし、何より見ていて面白い!!
いかにして、チーム全員で同じ絵を描くか。非常に重要なんだと思います。

ただ、これっていつも同じ絵を描いていれば良いわけではなく、相手によっても自分たちのコンディションによっても変わる、いわば正解のない絵。
そんな中で同じ絵を描くことが、いかに難しいか。
もっともっと、選手間でコミュニケーションが必要なのでしょうね。ピッチ外で、日ごろからどれだけ深く、広く、イメージを共有できているか。そして、ピッチの中で、限られた時間でどれだけ声を掛け合い、アイコンタクトをし、イメージを共有できるか。言語化能力もきっと必要。もしかしたら、ピッチ上で先導する人だって必要なのかもしれない。
一朝一夕で出来上がるものではないですが、NAGAREYAMA F.C.がどんな絵を描いてくれるのか…これからも大いに期待して見ていきます!

選手だけでなく、監督、サポーターも含めてみんなが同じ絵を描けたら…最高ですね!

苦しみながらも、勝ち点3を勝ち取ったこの試合。
連勝という良い流れを作りつつも、上手くいったこと、上手くいかなかったことの両方を体感して緊張感も維持できている状態。
この良い状態で迎える第3節、いよいよ昨年の王者、市川SCさんとの対戦になります!
会場はあけぼの山公園。市原市と木更津市が連発する今年のリーグ戦において、柏市という最高の場所で試合が出来る、唯一のカード!
最強の相手。最高の会場。選手には最高の環境を整えて試合に臨んでほしい!試合に送り出してあげたい…!!
まだNAGAREYAMA F.C.の試合を観たことが無いという皆様!
NAGAREYAMA F.C.の試合を観て楽しかったと感じた皆様!
ぜひ、あけぼの山公園へお越し下さい!
みんなで一緒に、選手の背中を押しましょう!!

本日は以上になります。最後までお読み頂き、ありがとうございました!

試合後の選手あいさつ。次も勝ちましょう!!

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