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NAGAREYAMA F.C.が東葛ダービーを制し4連勝!#4の復帰へ想いを寄せて。

東葛ダービー@市原は、遠いけれど臨場感抜群の会場で!

2024年6月9日(日)、千葉県社会人サッカーリーグ1部 前期リーグの第4節が開催されました。

NAGAREYAMA F.C.の今節のお相手は、MATSUDO CITY FCさん。4月の千葉県社会人サッカーリーグカップでも対戦していますので、早くも今年2度目の対戦になります。
MATSUDO CITY FCさんはここまで1勝1分1敗で勝ち点4の暫定5位。開幕戦で千葉教員SCさんに勝つも、第2節で柏TOR’82さんと分け、第3節で市川SCさんに負けと、なかなか波に乗ることが出来ていない状況。
とは言え、前回対戦ではその固いブロックを崩せずに苦しめられ、そこから繰り出されるカウンターに何度も冷や冷やさせられたのは記憶に新しいところ。固いブロックと鋭いカウンターが持ち味(だと思う)のMATSUDO CITY FCさん。ブロックをどうこじ開けてゴールを奪うか。その中で繰り出される鋭いカウンターからどうゴールを守るか。
流山市と松戸市の東葛ダービー、お互いに負けられない一戦です!

今節の会場は、市原市にあるVONDSグリーンパーク。
前節はお隣、柏市のあけぼの山公園が会場、しかも昼間の時間帯だったこともあって非常に多くの方が現地に集まって下さいましたが、さすがに今節は市原市でのナイトゲームということで、観客は控えめ。
それでも、前節初めて試合を観に来てくれて今節もリピートして下さった方もいらっしゃって。本当に、ありがたいです!力になります!!
ちなみにですが…VONDSグリーンパークは観客席とピッチとの距離が近く、ネットも何もないという、ものすごく一体感のある会場だったりします。
流山市からはちょっと遠いですが抜群に臨場感のある会場ですので、ぜひ一度、現地での観戦をオススメいたします!
次節もこちらでの試合ですので!!ぜひ!!

数こそ少ないものの、ありったけの幕で鼓舞!!

今節も、いつものようにマッチデイプログラム的なフリーペーパー、お配りいたしました。そして本来なら…ゲーフラ部の部長さんからお預かりした更新版のしおりもお配りする…はずだったのですがっ!自分がお預りして完全に失念してしまい…お配りしなかったという失態…。
せっかく現地に観に来て下さった皆様、用意して頂いていた部長さん、ホント、申し訳無いです!!!

お配りする予定だったしおり…ホント申し訳ないです…

陣容に変更は無し、前節の良い流れをそのままに

今節のNAGAREYAMA F.C.のスカッドはこちら。

千葉県社会人サッカーリーグ1部 前期リーグ 第4節

GKは守護神、#1板橋 柊哉選手。
DFは右から#2岡田 俊祐選手、#5長坂 拓紀選手、#9橋本 真吾選手、#16延山 光聖選手。
MFは右から#23長野 峻己選手、#7砂田 琢己選手、#24栢野 史也選手、#26三好 崇斗選手。
FWは#13板倉 航希選手、#10寺内 大登選手。
基本的には前節と同じ布陣ですね。

この日のベンチも前節と同じく#4平久 将土選手、#6山室 伊ノ介選手、#8小野田 大樹選手、#14高木 一希選手、#17今山 育巳選手、#18加藤 康徳選手、#そして出場停止明けとなる19飯沼 駿太選手が入りました。

アップ風景。今節はホーム扱いなのでホームカラーのユニで!
GKのアップ。坂田マネがサポートしてくれていました!ありがとうございます!

理想的な前半と、反撃を凌いで締めた後半

MATSUDO CITY FCさんが自陣でしっかりとブロックを敷いて待ち構えて守るスタイルなので、試合は想定通りNAGAREYAMA F.C.がボールを握る展開に。
ただ、この日のMATSUDO CITY FCさんは4-4-2ではなく5-4-1のような形で、サイドのスペースを完全に消していた印象。前回対戦よりもさらにスペースがなくどうなることか…と思って観ていたのですが、#10寺内 大登選手がDFラインと中盤のラインの間で上手くボールを受けて起点になってくれていて。そこに#26三好 崇斗選手、#24栢野 史也選手が近い距離でサポートしてくれることでチャンスメイクできていたように思います。

NAGAREYAMA F.C.にとって良い流れの中、前半15分に試合が動きます。
#7砂田 琢己選手のロングフィードを#13板倉 航希選手がおさめ、一度は奪われますが、#23長野 峻己選手と#24栢野 史也選手で高い位置からプレスをかけてボールを奪い、シュート。一度はGKに止められますが、こぼれ球を#26三好 崇斗選手が押し込み、NAGAREYAMA F.C.が先制!
このシーン、栢野選手はロングフィードを蹴った砂田選手のすぐ近くにいて、そこから一気にゴール前まで駆け上がってくれていて。そしてサイドバックの三好選手はエリア内に詰めてくれていて。選手の個性が活きたゴールだったと思います。ホント、良く走ってくれるし、良いところにいてくれる…さすがです!!

更に前半33分、#26三好 崇斗選手が高い位置からのプレスでボールを奪うと、回収した#24栢野 史也選手が#13板倉 航希選手へスルーパス。板倉選手はドリブルで運びながら、最後は#7砂田 琢己選手とのワンツーで抜け出し、ゴール!NAGAREYAMA F.C.が前半のうちに追加点を奪い、リードを2点に広げました。

前半はそのまま終了、2-0とNAGAREYAMA F.C.が2点リードで折り返します。
MATSUDO CITY FCさんも1トップの選手が何度もDFラインの裏を狙っていたのですが、常に#5長坂 拓紀選手と#9橋本 真吾選手の2枚で見ることが出来ていたので、前半はほとんど決定機を作られることは無く。
NAGAREYAMA F.C.にとっては完璧に近い前半だったと思います。

選手入場!今日のMATSUDO CITY FCさんはアウェイの白ユニでNo.もみやすい!
最終ラインから最前線、サイドから中央まで、
柔軟なポジショニングとカバーリングで支えててくれた三好選手
前回対戦では不在だった橋本選手!さすがの存在感!!
良い位置でボールを受けて数々のチャンスを演出してくれた寺内選手

後半、MATSUDO CITY FCさんが試合を押し返します。
後半からは5バックからDFを1枚減らし、4-3-3のような形にシフト。後ろの枚数は減るのでリスクは増えますが、前半よりも高い位置に選手がいるのでボールが運びやすくなったことに加え、NAGAREYAMA F.C.のDFラインの近くに複数人の選手が立てるようになり、複数の選手が裏抜けの動きをすることで、高い位置で起点が作れるようになったように見えました。
後半4分にはカウンターから完全に抜け出され、あわや失点かというシーンもありましたが、ここは#1板橋 柊哉選手がファインセーブ!若干角度の無いところでしたがアウトに掛けた強烈なシュートで、GKとしては難しいセービングだったと思いますが、さすが我らが守護神…!ここで失点すると試合の流れがまたガラッと変わっていただけに、試合の行方を左右したビッグセーブでした!

後半に入ってMATSUDO CITY FCさんのチャンスも増えましたが、NAGAREYAMA F.C.も変わらずチャンスは作れていて。
後半21分、フリーキックに#5長坂 拓紀選手が完璧に頭で合わせ、NAGAREYAMA F.C.が大きな大きな3点目をゲット!
更にその直後の後半22分、高い位置で囲んでボールを奪うと、#7砂田 琢己選手が#13板倉選手へ縦パスを入れ、板倉選手はそのままドリブルで運んで今日2点目となるゴール!NAGAREYAMA F.C.が連続ゴールで4-0とリードを広げ、一気に試合を決定づけました。
後半32分には、#23長野 峻己選手が中盤でボールを奪っての持ち上がりから、相手DFを引き付けて#13板倉 航希選手へラストパス。これを板倉選手がきっちり決めて、ハットトリック達成!
試合はそのまま終了、NAGAREYAMA F.C.が5-0で勝利を納めました!

試合終了後挨拶
今日もお手製スコアボードとメンバー表を設置!

久しぶりに観ることが出来た#4の躍動、そして思うこと

前節、市川SCさんとの無敗同士の対戦を制したNAGAREYAMA F.C.。それだけに、今日の試合は非常に重要な試合でした。ここで連勝できるかできないかで、前節の勝利の意味合いが全く変わってくると思っていたので。
なので、まずはこの試合をきっちり勝ったこと。それもクリーンシートで勝てたということ。本当に大きな一勝だったと思います。
最後まで集中を切らさず、足を止めなかった選手たち。お見事でした!!

この試合、点差を広げることが出来たこともあり、選手交代も多く行うことができました。#6山室 伊ノ介選手と#19飯沼 駿太選手が20分、#8小野田 大樹選手が4分間プレー。
そして…#4平久 将土選手、#18加藤 康徳選手が今シーズン初めて、リーグに出場!!将土選手は昨年末のリバーサイドリーグ以来、加藤選手も1月のリバーサイドリーグ以来の出場。怪我もあり、ベンチ入りできるようになってからもなかなか出場の機会が無かったので、こうしてまたピッチを駆ける二人の姿が観られたことは、非常に嬉しかったです!!
加藤選手は途中交代で入った直後にミドルレンジからのボレーシュート、将土選手も終了間際に強烈なミドルシュートで魅せてくれました!

久々の出場でこの期待感…おかえりなさい!!!

途中出場で入るというのは、非常に難しいと思うんです。自分が出たいポジションで出られるとも限らないし、自分が得意なプレー、やりたいプレーと、試合状況から求められるプレーが違うこともしばしば。制限だらけ。
スタートから出られなかった悔しさ。信頼されてピッチに送り出された喜び。アピールしたいという気負い。自我を抑えてチームのためのプレーを選択しなければというもどかしさ。様々な葛藤の中でプレーしているはず。
本当に、難しい役回り。それをしっかりこなしてくれるベンチメンバー、本当に凄いし、ありがたい。
そして…どうか、くさらないでほしい。
スタートからの出場が無くても、チームへ大きく貢献してくれている。そして、スタートからその力が必要な時は必ず来る。今のスタイルで行き詰る時、相手に対策を打たれた時、壁にぶち当たった時。今、出場機会に飢えている選手なら、きっとその時に壁を突き壊す力となってくれる、一段チームを高いところに持ち上げる力になってくれる。そう信じています。
ずっと観てきましたし、魅せられてきました。
もっと出来ることも、知っている。だからこそ、現状の悔しさ、もどかしさも痛いほど…。
我々には応援することしか出来ませんが、心から、エールを。
大いに頼りにしていますし、期待しています!!

ハーフタイムでのアップ
ずっと観たかった、中盤アンカーでの#4平久 将土選手
中盤に前線に、様々な役割をこなしてくれる#6山室 伊ノ介選手
積極的なプレーを見せてくれた#18加藤 康徳選手

次の試合、第6節は6月23日(日)18時30分、お相手はHCSフットボールクラブさんです。
会場はこの試合と同じ、VONDSグリーンパーク。こちらの会場、今シーズンはここまでですでに2試合、そして残り3試合…合わせて5試合も試合をやらせてもらえるわけで…もはやVONDSグリーンパークは我々のホームといってもいいのでは!?と思い始めています(笑)
ピッチまでの距離も近く、非常に臨場感がある会場。しかも、試合終了後には選手とのグリーティングまで出来てしまう会場。
もう、観に行くしかないですよね!?
ぜひみんなで、選手の背中を後押ししましょう!!

試合終了後、こんな風に普通に選手とお話することが出来ちゃいます!!

おまけ
MATSUDO CITY FCの選手たち、我々の前まであいさつに来てくれました!
試合後で疲れている中、悔しさもあったはずですが、わざわざ挨拶に来てくれて、コールに対してリアクションまでしてくれて。
さわやかないい子たち…!こういう姿を見せられると応援したくなります。
ありがとうございました!!!

今週は以上になります!最後までお読み頂き、ありがとうございました!


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