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「NEFNE」って?~出会い、発見する。

はじめまして、NEFNE(ネフネ)です。

NEFNEは、大阪府寝屋川市にある、雑貨とフリースペース、ギャラリーのあるお店です。お店ではありますが、正確には、いろいろな人が集う場、です。

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隣は神社。スタッフまめちゃんの自転車。まったりやっています。

これからは、オフラインもオンラインも同じように活動していくことで、もっといろいろな人が集って、おしゃべりしたり笑ったり相談したり発表したり、居るだけでなにもしなくてもいいし、そんな自由な空間をみんなで作れたらいいなと思い、noteをはじめました。

どうぞよろしくお願いいたします。

NEFNE、ほかのお店とちょっと違うところがあるかな、と感じるので、成り立ちや活動について、できるだけ詳しくお伝えします。

はじめに

みなさん、精神科ってどんなイメージがありますか。NEFNEには、寝屋川にある精神科、医療法人 三家(みつや)クリニックが関わっています。

「暮らしのなかでじぶんらしく生きることができるための診療所」をモットーに、精神科多機能型診療所として、デイケアや訪問看護ステーション、医療福祉相談室には相談支援事業所を併設し、多職種協働(たくさんの専門職が力を合わせること)や、アウトリーチ(こちらから出向いて支援すること)を特徴としています。

宜しければこちらをご覧ください。(パンフレット、NEFNEで作っています)

長い間、地域での生活を医療で支えようしてきましたが、それだけではやはり難しく、2016年に、医療の枠組みの外でも包括的にサポートできるように、株式会社toitoitoiを設立しました。

主に子どもの生活・学習支援や、外部に開かれたカウンセリングのほか、地域の学校での講演会、支援者向けの研修会等を精力的に行っています。

2017年、ニーズに合わせ、“物”だけでなく、“人”同士がつながる場を作ろうと、雑貨屋&フリースペース「NEFNE」をオープンしました。

建物

「NEFNE」の名前の由来

障害があるとかないとか、そういうことを飛び越えて、いろんな人同士がつながる場として、ネフネはあります。

名前の由来は、「寝屋川の乗合船」「Neyagawa Finding,New」。

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地域や福祉、教育、医療、アートなどさまざまな分野や価値観の人たちが交流して、一緒に楽しみながら、面白いNewを見つけていく。淡水や海水が混じる汽水域のように、交わい、化学変化する。そんなイメージです。誰しもが自由に泳ぐことができます。

キャッチコピーは、「出会い、発見する。」。

お店のなかはもちろん、作業所・当事者の方・アート作家さんの垣根はなく、いい感じで個性的なものを揃えています。

スタッフ

精神科クリニックが関わってはいるものの、主なスタッフはアートに寄っているのも特徴です。

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適当に描きましたが、似てると思います…!

のは~る店長は、デザイナー且つ言語聴覚士。NEFNEのチラシや、告知画像も作っています。

西浦由乃(ゆの)さんは粘土作家。パワフルになんでもこなしてくれます。http://panboat.com/

まめちゃんは芸術大学院卒の芸術家。お店のもの、なんでも作ってます。だいたいペンキを塗るか木を切っている。

ほそみんは心理士。かわいいし物知り(めちゃくちゃ治せるし)なので最近はときどきインスタライブをやっています。

そしてわたし、くし田は元ゲームプランナーの作業療法士。主にテキスト、広報担当ですね。

ほかにはマネージャーの関さんや、素早い事務仕事でおなじみペッキーがいて、にぎやかにやっています。それぞれ個性の尖り方が違ってみんなでパワフルな円になるかんじ。ものを作ったり、送り出したり、真面目に面白く、が得意かな。

お店のなか

2017年9月にグランドオープンし、2019年8月で二周年を迎えました。寝屋川市駅前、八坂神社の隣、白いテントのビルです。

一階の店舗は雑貨のお店です。

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新たな気づきを得られるものと出会うために、アート、クラフト、授産品などをボーダレスに取り扱っています。個性のある手作り作家の作品や、福祉施設でつくられたユニークな商品など、画一的なものにはない魅力をもったアイテムを数多く揃えています。(NEFNE パンフレットより)

いわゆる作業所、障害がある方が働かれている施設で作られている作品をご覧になられたことはありますか。一般にはあんまり、流通してないんですよね。手が込んでいて、一点物も多いし、実はすごくステキな作品も多いんです。NEFNEは、それらと、アート作家さんや、当事者の方の手作り一点ものの商品など、ごちゃ混ぜに置いています。良いものは良いし、楽しいものは楽しいし、面白いものは面白い。どこかに線を引くことはなく、ごちゃごちゃしたのがいいなと思っています。

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大体400点くらいの商品があります。本も置いています。

ギャラリー/フリースペース

1Fのギャラリーと2Fのフリースペースは、作品の展示やワークショップ、各種イベントに使用されるほか、まちの談話室としても機能します。(NEFNE パンフレットより)

2018年7月からは、一階奥にギャラリーを開設しています。そこでは作品展、展覧会を毎月行っています。これまで、数々の作家さん、グループが発表されています。これまで機会がなかった方も、作家として発表されるきっかけとなりました。

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一部の展覧会の様子。またどこかでまとめたいと思います。

二階の通称「Okatteルーム」「ありんこルーム」はフリースペースになっています(ビルの一、二階がNEFNEです)。遊びに来られた方のサロンになったり、ワークショップやら部活動をしています。

活動

毎月一度、第四土曜に、定期的にワークショップを開催しています。ジャンルは問わずです。

これまでのワークショップを振り返ると、大体三つに分かれます。

外部の講師を招いてのアートや創作するプログラム(「宝石せっけん」「moko刺繍」「梅干しづくり」など)。

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当事者の方を講師に迎え、それぞれのストレングスを活かしたプログラム(「英会話cooking」「香り玉」など)。

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心理士ほそみんや作業療法士のくし田が、持っている知識や技術を皆さんに共有するプログラム(「自律神経カフェ」「WRAP体験」など)。インスタライブもやっています。

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また、2018年より部活動として、サークルを始めています。

「ちくちく部」

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第四金曜日。手芸がお好きな方々が集まっています。

「ポレポレ俳句部」

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第二土曜日。俳人松本薬夏氏(https://twitter.com/you721)が部長の句会です。

「ボドゲ部」

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第三土曜日。京橋URAのよすだ氏(https://twitter.com/greatful_pet)部長。

「実験部」

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第一土曜日。なんか面白い実験をする部。煮たり焼いたり。

それから、最近はさかいハッタツ友の会のひとつとして、毎月第四木曜夜に、発達障害の自助グループ「NEFNEムーン」があります。代表は石橋氏(https://duaed021.hatenablog.com/)。

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ほかに、特別なフェアをやったり、イベント的にライブをしたりすることもあります。周年イベントはいちばん盛り上がります!

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これは店先でおこなった、ハンドパンのライブ写真です。

NEFNEがあることで、楽になった方がおられるので、日本精神障害者リハビリテーション学会などで発表させていただきました。

最後に

長くなりました。読んで頂いて、ありがとうございます。

NEFNEにはSNSがありますので、お気軽にフォローください。

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ホームページ

担当をそれぞれ分けてやっていますので、誰が更新しているのか比較するのも面白いかもしれません。

今はdiscordにサーバーがあります。毎週木曜昼にサロン・ド・ネフネとして雑談しているほか、写真部があったり、ささやかな成功を自慢したり、しいたけの部屋があったり、シミュラクラ現象を報告する部屋があったりして、遊んでいます。気になる方は上記SNSでメッセージください。ご連絡します。

いろいろやっていますが、NEFNEは、あくまで、みんなの場でありたいと考えています。ただの雑貨屋ですが、集えるところ。で、なんか作ってて、たのしいなと思えるようなところ。面白いのはすぐに取り込んで、やってみる。誰でもが参加できる。そんなオンラインでの活動をして行ければと思っています。

オンラインストアも、storesでオープンしました。よろしければ覗いてみてください。(手作りアマビエ多めです!)

https://nefne.stores.jp

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これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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