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しゅわっとする日々 人の気持ち

◆NEFNEに関わる人たちによる自由連載《汽水域の人々》
雑貨屋&フリースペースのお店「NEFNE」で交わるひとびと。多様な執筆陣がリカバリーストーリーをはじめ、エッセイ、コラム、小説など好きなように書いています。

こんにちは、松竹梅です。よろしくおねがいします。
私は月1回開催されているネフネの俳句部に参加させていただいてます。

俳句部では自分の作った句を発表したり他の人の句をみんなで鑑賞したりするのですが、私は他の人の句を鑑賞するのがかなり下手みたいで、どういう意味の句かわからないことが多いです。

感想を求められても、何を言っていいかわからなくてあわあわしてしまいます。私にふらないでオーラを出してやり過ごしたりします。

それで他の参加者の発言を聞くと、おお、なるほどとひざをうったりします。見事に言語化されてる感じ。私もああいう風に的を射た発言ができるようになりたいです。

なぜ私は他の人の句の鑑賞が下手かというと、言語能力の問題や頭の回転が遅いのもありそうですが、なにより想像力が貧弱だからかなと思います。
特に、人の気持ちを想像する力が弱いのかも。共感力がないのです。

私は雑談が大の苦手なのですが、それも共感力がないのと関係してそうです。

そういえば私は小さいころからひとりでいるのが好きでした。人がいっぱいいるところはさみしくなるので苦手です。

ひょっとしてこういうのを、心を閉ざしていると言うのかも。
あまり良い傾向ではないのかもしれませんが、今さらオープンな人間になれと言われても無理です。

ネフネにお世話になりはじめて数年経ちます。ネフネでの知りあいもけっこうできたし、親しく接してくれる人も何人かいます。

もしそれらの人が、私を信頼してくれて心の傷を少し見せてくれたら、せめて鼻で嗤わないようにしたいです。


【今回の執筆担当者】
松竹梅/好きな食べ物は麺類と鍋もの、好きなチューハイはキリン本搾りレモン。幸せになりたいです。


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