リトリート明け、今後の更新予定など
というわけで、長々とお休みをいただきましたが、そろそろnote更新のほうにも復帰しようかと思います。今月後半分のみにはなりますが、マガジンも新規に作成させていただきました。
リトリート中の生活に関してですが、私はそもそも普段からさほど外出の要のない生業でありますから、とくに日々のルーティンに変わるところはなく、仕事と勉強と運動を繰り返す毎日でした。つまりは例のごとく世の流れの逆を行って、生活はとくに変えることなく、ただ公の発言だけを控えていたわけですが、とくに今般の世情について何か言えるような専門性を持ち合わせない身としては、これは悪くない時間の過ごし方だったなあと個人的には思っています。
もちろん、リトリート中には様々なものを新しく読んだり、それについて色々と考えたりもしたわけですが、そうして思い至ったことについては微妙な内容のものも含まれており、ゆえに文章でそれを吐き出すよりは、語りで表現したほうが意を尽くせることも多いだろうと感じています。
そこで、今月の更新に関しては試験的に、(たぶん)半分くらいを従来どおりのnoteエントリとして文章で出し、残りの半分は視聴パス付きのツイキャス放送で行おうと考えています。ツイキャス放送に関しては、1回につき30分を基本として、その日のテーマを語る形ですね。内容に関しては、たとえば現在の私の仏教との「距離感」、ゴータマ・ブッダの女性観の「バランス」、保身マッチョイズム、自粛と反自粛それぞれの問題点など、文章では有料部分でもちょっと書きにくいような話になるかと思います。詳しくは、またキャスの中でもお話しいたしますが、いずれにせよ音声によってお届けするコンテンツになりますので、皆様の通勤や作業のおともにでも使っていただければ。
ちかごろ個人的にしみじみと感じていることは、ほとんどの人は己の傷を覆うために言葉を紡ぎ、心の穴を少しでも塞ぐために行為するのだなあということです。そのような世のありようを見るにつけ、敢えて仏教用語で表現するならば、四無量心(慈・悲・喜・捨)の大切さというものが、単なるテクスト上の教説としてではなく、私自身の問題として、深く身に迫ってきてもいます。おそらく今月の後半は、だいたいずっと、そんな話をするのではないかと思っているところです。
※以下のマガジン有料エリアには、今月配信するツイキャス放送(録画)の視聴パスを記載しています。このパスで視聴可能な動画URLは、配信があるたびに、順次以下に追記してゆく予定です。
200518(今後の予定、自粛あれこれ、専門知と価値判断など)
"社会"を捨てられない男たちと、女だけの街
ゴータマ・ブッダの女性観の "バランス"
オイパラさんとの対談(幸福論、「自分のため」の生の限界について)
「宗教必要論」への若干のコメント
「仏ゼロ」受容の世代差に関する私見
5月のツイキャス(録画)視聴パスが記されているのは本エントリのみであり、今月の他のエントリには有料部分にもパスの記載はございませんのでご注意くださいませ。
ここから先は
2020年5月後半分のエントリまとめ
2020年5月後半のエントリをまとめたマガジン。当月公開記事の有料部分が全て読めるのに加えて、ツイキャス放送(録画)の視聴パスも入ったお得…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?