「公正さ」に溜め込んだツケ
最近はどうも生活と実務にばかり時間を使っているせいか、自分の文章にも色艶が減っている感じがする。端正で明晰であることは私にとって作文上の理想の一つだが、それが同時に詩的でもあることが大切で、クリアなだけで熱や色のない文章なら、書かないほうがましというものである。1月のこれからはもう少し、「余計なこと」だけに使う時間を増やしたいものだ。
そうした「余計なこと」の一環としてツイッターなどを眺めていると、相変わらずゴジラ対メカゴジラみたいな戦いが十年一日のごとく繰り返されているのだけど、その帰結のほうには多少なりとも変化のきざしが見えていて、端的に言うと決着が「リアル」のほうに持ち込まれる例をちょくちょく見かけるようになった。
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