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「繋がり」に関する身も蓋もない話

 昨日はこんなツイートをしていたのだが、これが様々な意味で「刺さる」部分のあった人はそれなりにいたようで、(それが自分についてであれ関係をもった他人についてであれ)この種の心理を経験的に身近なものとして感じたことのある人は、やはりまあまあ多いのだなあと思うなどした。

 ただ、ツイッターでは例によって相当に「歯に衣を着せた」物言いをしているので、この「程々の繋がりに落ち着くために自他を傷つけるプロセス」に関しては、まだ個人的にコメントしておきたいことがいくつかある。そこで、以下ではこの問題に関するもう少し「身も蓋もない話」をしてゆこう。このnoteは私にとって、まさにそういうことを自由に書くために確保してあるメディアだからである。

 まず言っておきたいのは、最近インターネットの一部界隈では常識のように使われるようになった「理解のある彼くん」という用語からも察せられるとおり、このプロセスの実際のありようは、性差によって大きく影響されるということである。

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