クリスマスなので性の話をしよう
誤解するのも無理はない。なにしろ昨今の世の中では、「性癖」という一般用語も、専ら「セクシュアルな嗜好」を意味するに違いないと、勘違いしている者が多いくらいである。しかし、私のように仏教だの儒教だのを少しばかりかじってきた人間からしてみれば、この「性」という漢字を sexの意味だけで捉えられてしまうのは、実にもったいない感じもするところだ。幸いにこの週末はクリスマス、キリスト教徒にとっては聖なる日であるということだから、それにちなんで少しばかり、「聖」と「性」にまつわる話に、お付き合いをいただきたい。
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