Photo by ia19200102 気持ちは無視する必要はないが、それに執著して保存し続ける必要もない 48 ニー仏 2021年12月6日 08:00 ¥300 先日のエントリで、「実体的で持続的な私そのもの」のイメージを堅守しようと努め過ぎることは、しばしば私たちの人生の主観的な幸福度を下げることにも繋がることになる、という話を書いた。もちろん仏教の伝統的な「無我」説との関わりで述べたことであるが、そこにおいて批判的に扱われる「有我」の思いなしが、実際に「私たちの人生の主観的な幸福度を下げる」事態を引き起こしている具体的な例として想起しやすいのは、現代日本においてはやはり、「私の気持ち」の扱い方が問題となる場面であろう。 ダウンロード copy ここから先は 2,663字 この記事のみ ¥ 300 購入手続きへ 有料マガジン ¥ 1,000 2021年12月のエントリをまとめたもの。記事の有料部分は全て読める上、踏み込んだ内容を語るツイキャス放送(録画)の視聴パスも入ったお得なセットです! 2021年12月分のエントリまとめ 1,000円 2021年12月のエントリをまとめたマガジン。当月公開記事の有料部分が全て読めるのに加えて、ツイキャス放送(録画)の視聴パスも入ったお得な… 購入手続きへ ログイン 4人が高評価 48 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート