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UIWと「攻性防壁」

 年始雑談ということでキャスを一時間ほど。日本での正月はけっこう久しぶりだったから、ちょっと街を歩いてみるだけでも、いろいろと思うところがあった。

(※録画視聴パスは月初の記事もしくはマガジンからどうぞ。)

 そのキャスでもちょっと話したけれども、年末年始の特別な時期でも一部のいわゆる「闇の界隈」では全く話題が通常運転で、ふだんの平日とまるで変わらない引用RTの殴り合いなどをやっているのだから、感心するやら呆れるやら、といったところだった。

 もちろん、これまでもずっと言ってきているとおり、「批判すべきことについて正しく批判を行わず、愚昧で卑劣な言動に対しても、それをする人間の属性を理由にしてスルーする(あるいはアクロバティック擁護をする)ことをカッコいいことであるかのように思いなしてきた」ことが現状の一因になっているのは事実だろうと思っている。だから、「従順さを示すことで誰かに褒めてもらおうとする子供の態度」を脱ぎ捨てて、「怒るべきことに対しては正しく怒って自身の意志を主張する」ことをはじめる人たちが、とくにインターネット上で最近増えつつあるということ自体は、基本的には歓迎すべきことだ。

 こういう例などを見ていても、

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