[わたしの死にたい怪物①]
憂鬱な残煙 順調に生きてきた。
両親に愛され、進学も就職も躓くことなくスムーズに進めた。
友達にも恵まれた。各所でいざこざや女グループならではの駆け引きはあったが、今も定期的に会うほど気の合う仲間がいる。
お金に困ったこともなかった。どちらかというと裕福な方で、小中学生の頃は、両親が海外旅行へよく連れて行ってくれていた。
容姿については、高校生まではコンプレックスもあったが、大学生になった時にダイエット、メイクを覚え、男性と関わっていく中で自信がついた。正直、女友達に