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253/365 つみたてNISAと教育資金を考えてみる



アウトプットマラソン253キロ目です。


前回、前々回と、自分の資産の見直しツールを紹介しました。


資産配分の見直し。


リスクとリターンの見直し。



合わせてすごく大切だと思うのは、現金の割合
現金があるのとないのとだと、選択肢が変わってきます。


教育資金を、つみたてNISAを活用して貯めているというケースを、3つに分けて考えてみます。


本当はいつまでに・いくら貯めるか、という目的設定(ライフプラン)が大切ですが、月々の貯蓄予算が決まっていることもあると思うので、仮に月3万を子供が0歳から18歳まで貯めていくとします。

前提として生活防衛資金、いわゆる『何かあった時のためのお金』は、1年分の生活費が準備があって、使わないようにします。


① 銀行貯金のみ(比較対象として)

3万×12か月×18年=648万

インフレがあるので、実際は目減りすることに注意。



② つみたてNISAのみ
ツールの紹介で使用した、SBI全世界株式だとして、平均年リターンが4%とすると、こんな感じ。

月3万



③ 銀行・つみたてNISA半々

・銀行→1.5万×12か月×18年=324万
・つみたてNISA

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合計:797万



大学の入学費用がどのくらいか我が母校、我が経営学部を調べてみました。

2020年度の入学生は817,500円。
4年間で約500万。

青山学院大学 学費納付のご案内


お父さんお母さん、ありがとう。

余談ですが、教育資金の物価も上がっていることがわかります。



そして前期の納付期限は、5/11まで。

納付スケジュール



そろそろ振込しようかな~なんて時に、例えば今回のコロナショックが起きたとしたら。


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1か月で約30%下がってます。
(本当はSBI全世界株式は別の指標を目安にしていますが、動きは同じような形をしていたので、馴染みがある人も多いS&P500を載せました)


30%の下落が、先ほどの3つのパターンで起きた時にどうなるか。


① 銀行預金のみ

数字は変わらず648万


② つみたてNISAのみ

946万→662万


銀行・つみたてNISA半々
銀行1.5万×12か月×18年=324万
つみたてNISA473万が、331万
合計797万→655万



どれも資金が足りなくなるということは起こりません。

ただ問題は、この時に本当に売りたいかどうか

つみたて投資は、つみたてている間の下落はむしろチャンスですが、売る時の下落はピンチです。



つみたてNISAだけでしか資金を持っていなかったら仕方なく売らないといけないけれど、③のように組み合わせておけば、まずは現金から使って待つことができます。


実際にこの1か月で上がってきました。(なぜ上がってきているのか・・・)


上昇




ご家庭によっては年間の収入から払えてしまう方もいたりするので、資金計画は人それぞれの環境と考え方によって変わります。


極端な例でしたが、ライフプラン・資金計画の参考になればうれしいです。

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