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357/365 保険料控除は埋めた方がいいの?


アウトプットマラソン357キロ目です。

今日も最近聞かれたことからまとめてみます。


年末調整の時期になるとよく聞かれることでもあるのですが、『保険料控除って埋めた方が良い?』ということです。

生命保険と地震保険の保険料は一部、所得控除になります。
税額控除とは違うのでご注意ください。

下記の画像で言うと、緑の部分に当てはまります。

控除


どのくらい控除できるかと言うと、下記の画像の通りです。

保険料控除

※2012年1月1日以降に契約したもの。それ以前は別の計算方法です。


・一般
・介護医療
・個人年金


という3つの枠があり、1つの枠あたり年間8万円以上、月にすると約6,700円払うと所得税は4万円分、住民税は2.8万円分が課税所得(画像だとうすピンクの部分)から下がります。

所得税が4万円、住民税が2.8万円安くなるというわけではないのでご注意ください。

3つすべて埋めると、所得税は12万円分、住民税は8.4万円分、課税所得が下がります。

どれくらい還付されるかは、住民税はそこまで差はありませんが、所得税は所得によって大きく変わります。所得が高い方ほど効果は高いです。


経験則ですが、多くの人が埋まっていないのが個人年金です。
年末調整の時に気が付いて連絡頂くのも、個人年金が空欄だからということが多いです。

ただ、埋まっていないから埋めよう、というのではなく、
やらないよりはやった方が良いですが、予算が限られるなら優先順位は考えた方がいいと思います。


例えば月7,000円をイデコなどの積立投資にまわした場合と、個人年金にまわした場合、将来の手取りはどちらが多くなりそうか、

・商品自体の返戻率
・積み立て中の税金
・受け取り時の税金

の3つを数字の観点と、

途中での引き出しができるかなど、ライフプランとの相性という観点の2つから考えてあげるのが大切です。


シミュレーションの仕方分からないという方は、Twitterにお気軽にDM頂けたらと思います!


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