ラッキーストライク
友達のままじゃできないことをして、友達みたいな指切りをした
ああ、あれがきみの恋人?嘘をつくときに小鼻がぴくぴくする子?
もうそんな好きじゃないって言うくせにそんな顔して笑ってんだね
簡単に騙されたいな、どこまでも可哀想ならここにいるでしょ?
つま先できみをはじいたあの夜がたぶんすべてのはじまりだった
行き止まりだってことなら分かってた 嘘がつけないきみの手のひら
どこまでもばかでいてやる傷ついたふりもできないことに気づけよ
抱きしめる抱きしめられるラブホテル 鼻の頭をくっつけてキス
肝心なことを聞けない弱虫がわたしでずるい泣き虫がきみ
「おれaikoよく知らんけど、なんつーか、ええな、お前が歌うの好きや」
まだ思い出にならなくて蒸し暑い夜の海にはまだ行けなくて
あのときのあたしみたいにまっすぐにいつかだれかを愛せるのかな
2017/7
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