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【既に名作】タイドラマ『My School President 』が面白い

♡

はじめまして！

タイドラマにハマって1年と数ヶ月、沼りに沼り、一生沼から這い上がって来れそうにない）筆者です。

今回筆をとった（？）のは皆様にあるドラマをオススメしたかったからです。そう、記事のタイトルをご覧いただければ分かるとおりその名も

『My School President』‼️
（原題:แฟนผมเป็นประธานนักเรียน）

公式Trailerが出る日に公開されたポスター。
MSPはアートワークが可愛いです。
（出典:GMMTV 公式Twitter）

タイの制作会社GMMTVが数年ぶりにお届けする高校を舞台にした作品です。

GMMTV2022という制作発表会でpilot trailer（制作前のイメージ動画のようなもの）をお披露目された作品なのですが、主役のFourthくんやGeminiくんを筆頭に殆ど新人に近い役者さんばかりでキャストが構成されていた本作。

↑GMMTV2022で発表された初期ビジュアル
（出典: GMMTV 公式Twitterより）

↑GMMTV2022の制作発表会でお披露目されたPilot Trailer

2022/12/2にEP.1が公開されてから、口コミが口コミを呼び、話題になっているんです！
↓こちらがそのEP.1［1/4］

この記事を書いている2023/1/18現在、最新話のEP.6はTwitterのトレンドで世界全体・タイ・インドネシアの3つで1位、他6カ国でも50位以内を獲得、ハッシュタグをつけたツイート数が339Kツイートを超えるなど世界各地で大盛り上がり中。

出典: GMMTV 公式Twitterより

はじめに

「My School President（※以下MSPと記載）の良さを広めたい‼️‼️」

という思いでTwitter（@g_m4th_）での布教（？）もしている（なので度々私自身のツイートが登場します💦）のですが、ブログにも踏み入れました、、、もう既にMSPをご覧になっている方にも、まだ観たことない方にも共感していただける、興味を持ってもらえるような記事になるよう努めます！

まだEP.12まで残り6話ありますので、現時点で「気になってるけど観てないよ〜！」って方もリアタイしようかな？となるきっかけになればと思います。

拙い文章ではありますが、発表当初から放送まで1年間待っていた（急にマウントとるやん）筆者の猛烈なMSP愛から成る記事にお付き合いいただけると幸いです🙇‍♀️

突然の宣材写真公開、専用アカウント開設

忘れもしません、あれは8/31のことでした…
GMMTVが前触れもなく突然MSPでのGeminiくんとFourthくんのビジュアルを解禁したのです。

当時2人とPromくん合わせた3人がセフハのシーズン4に出演するということだけが判明しており、まだ作品の撮影開始時期などは発表されていませんでした。（後にセフハ内で9/17が撮影初日だとGeminiくんが話し、知られるように）

突然投下された宣材写真3枚
（出典:GMMTV 公式Twitterより）

か、可愛すぎて焦る〜！！

率直に申し上げると上記のような感想しかでてこず、自分の語彙力を恥じました。←

04年生まれのお二人なので、日本で考えると役と同じで現役高校生の年齢。そりゃこの衣装も違和感なく着こなせるわけですよね。突然お披露目されたこれらの写真でしたがMSPへの期待があがったのは言うまでもありません。

9/23にはMSP公式アカウントも開設。
GMMTVがドラマ専用のアカウント！？とMSPオタク界隈が震え上がる事態に。

私がタイドラマにハマったのが2021年後半なのでそれ以前のことは詳しく分かりかねますが‥‥
ただ、その後他の新作ドラマやGMMTV2023のドラマも専用アカウントを作り始めたので、なんだGMMの全体的な新しいプロモ体制か〜！MSPだけ激PUSHされるんかと思った〜！！！ってなったのはここだけの秘密です。

とにかくこのアカウント、ドラマの情報だけ追うには便利なのでGMM、Good Jobすぎる。

あらすじ

では早速あらすじいってみよ〜！！
（ここから先はネタバレを含む可能性がありますので、何も知りたくないよ〜！って方は回れ右でお願いします！できるだけ気をつけます）

新学期が始まり、最高学年になったGun（Fourth）は音楽部の部長に。彼がリーダーを務めるバンド「Chinzhilla」は音楽コンテストの「Hot Wave」での優勝を夢見て意気揚々としていたが、彼らの前にある壁が立ちはだかる。その壁とは、新学期から新しく就任した校長による施策「学校に名声をもたらさない部活動は廃止する」というもの。Gunは音楽部を廃止の危機から守るために、生徒会長選挙に自らが立候補するがそこには校長のひとり息子Tinn（Gemini）も立候補していて……

出典:わたし♡
出典: GMMTV 公式Twitterより

……いかがでしたでしょうか！？
あらすじ、ざっくりこんな感じです。

「…いうて、高校生の話でしょ！？若すぎてちょっと……」

「キャストさんのことも知らないしなあ…」

ちょっとそこのアナタ‼️‼️
引き返すのはまだ早いです。もう少しお付き合いください（強制連行）

注目ポイント

1.「音楽」

MSPの他のドラマとの大きな違いであり、強みと言えるものは何といってもキャストのみなさんが歌う曲の多さです。毎エピソード新しい音楽に出会えるのです。


カバー曲とオリジナル曲、両方ありますがどれも心に残るものばかり。

（↓OSTの ไหล่เธอ (You’ve Got Ma Back) の公式MV）

（↓主人公であるFourthくんのInstagram @fourth.ig よりリール動画）

なんとFourthくん、本人は特に歌える方だと思っていなかったのか、ドラマの準備としてボーカルクラスへ送り込んだ際に監督が「こんなに歌えるのになんで教えてくれなかったの！」となったそう。嬉しい誤算ですね🥹

（↓もう1人の主人公であるGeminiくんのInstagram@gemini_ntよりリール動画）

Geminiくん演じるTinnは歌も楽器も出来る役柄ではないのですが、演じているご本人がオールマイティボーイなのです。このリール動画を見た時筆者は「MSPで彼のOSTなかったらGMMTV損する」って思ってました。あるのでご安心ください。本人のおかげでTinnがめっちゃ歌上手いキャラになっています。

主人公を演じる2人は勿論のこと、他のキャストの中にも歌える方がいます！

そして物語を語るうえで欠かせないのがGun率いるバンド「Chinzhilla」

左からWinny,Prom,Fourth,Ford,Captain
（出典: GMMTV 公式Twitterより）
バンド名の由来でもあるチンチラのフードが可愛い
（出典:MSP 公式Twitter）

Chinzhillaのメンバーを演じるキャストはドラマ撮影のために楽器を弾くクラスも受講したという徹底された準備ぶり。その努力のおかげでバンドの演奏シーンがより厚みのあるものになっています。

キャストのみなさんがクラス受講した話などは下部添付のEP.0で知ることができます。（日本語字幕付き）

（↓GMMTVの公式YouTubeが更新しているOSTや劇中歌のプレイリスト）

2.「夢」

高校生といえば、夢に向かって努力したり、まだ夢が見つからなくて悩んだり、もしくは夢を挫折したり、多感な時期ですよね。MSPではそのような高校生特有の悩みや夢を追いかける姿にも焦点をあてています。

出典:MSP 公式Twitterより
出典:GMMTV 公式Twitterより

「進路をどうするのか」「将来何になりたいのか」などと悩みながらも「高校生活最後の1年間を悔いなく楽しもう！」と奔走する登場人物の姿に涙チョロリ間違いなしです。

果たしてGunは長年の夢であった「Hot Wave」優勝を叶えることができるのか、最終回まで目が離せません！！

3.高校生眩しすぎる！！「恋愛模様」

本作は序盤がコメディ要素が強すぎるので忘れそうになりますが、恋愛模様もしっかりと描かれています。

陰からGunを見守り支えるTinnですが、音楽部の「Hot Waveで勝つまで恋人を作るのは禁止」というルールが原因でなかなか思うようにGunへ思いを伝えることができません。

そんななかTinnの恋を応援してくれているTiwson（Mark）の台詞が心に響くので紹介します。

「もし高校生の恋が雨に降られる蝋燭の灯火と例えられるのなら、俺Tiwsonはお前を包み込んで守る傘になるよ」

出典:GMMTV 公式YouTubeより
出典:GMMTV 公式YouTubeより

う〜〜〜ん、Tiw好きすぎる。

2023/1/18の現時点では計3組カップル誕生しそうなのですが、TinnとGun以外の2組が誰なのかはまだ視聴していない方のために伏せますね（笑）

出典:GMMTV 公式Twitterより

キャラクター（キャスト）紹介

本作ではTinnとGun以外にもお友達も大活躍します。そして物語が進むにつれて家族のエピソードも増えると予想されます。今回はGMMTVから証明写真が出た9人のみ紹介しますね。

Tinn（Gemini）

出典:GMMTV 公式Twitterより

生徒会長のTinn役を演じるのはGeminiくん。04年生まれですが、飛び級でチュラロンコン大学（日本でいう東大）に通っているうえに他にも色々才能あふれており（割愛）役よりも現実が多彩すぎる方です。

彼は本作が初めてのシリーズ出演にも関わらず主役という大抜擢！（※23.01.19追記※先にMoonlightチキンを撮り終えているので撮影の順番としては2作目でした🙇‍♀️）プレッシャーもさぞかし大きかったと思いますが、視聴者の皆様ならご存知の通り演技がお上手。今まで演技に自信がなかったと話す彼ですが、視聴者の絶賛の声が届いているようで安心しました。

どこまで話して良いのか分かりませんが、とにかくお伝えしたいのはTinnはほんっっっっとうに一途です！！視聴し始めると彼の恋を応援したくなること間違いなしです。

Gun（Fourth）

出典:GMMTV 公式Twitterより

音楽部部長のGun役を演じるのはFourthくん。
Thailand School Star 2019というコンテストで優勝してGMMTV入りしました（GeminiくんFordくんSatangくんも同コンテスト出身）。

彼はタイ版花男であるF4Thailandのつくしの弟役と言えばご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか？

そんな彼も主役を演じるのは本作が初めて。Gunは漫画にでてくるキャラクターみたいでアホの子（）なところがあるので、エネルギーをたくさん使うから演じるのが大変だったとか。

このGun好きすぎます🤣ただ、Gunは仲間想いで、周りの人たちを気にかけることができる一面もあるんですよね。EPが進むごとに彼の芯の強さやただのアホの子じゃないってことを知ることができますよ。

昨年末に日本旅行に来てくれた時のFourthくん。彼のSNSには定期的に可愛いに全振りした投稿が投下されオタクを狂わせます。（筆者の主観）

友達

Tiwson（Mark）
Tinnの親友。恋のキューピット‥‥（？）
MarkくんはBBS等色んな作品に引っ張りだこな
名バイプレイヤーのイメージです。
過去にはバドミントンのタイ代表選手でした（すごい）
唯一の90年代生まれ。
Por（Ford）
Chinzhillaの一員。
設定では頭良いはずですが少し天然な一面も。
演じるFordくんご本人はチュラ大生。彼のSNS（Twitter@ffordful）では頻繁に焼肉ネタが
出てきて面白いので要チェックです笑
Sound（Satang）
転校生として物語途中から登場します。
職業:アイドル。Pilot Trailerを見たことがある方なら
共感していただけると思いますが
筆者は一瞬でいいのでSoundGunを諦めません（強火）
演じるSatangくんはとても温厚で優しい性格なのかなあ
と生放送などで感じますので、そちらにも注目です！
Win（Winny）
Chinzhillaの一員。
真っ直ぐでとても仲間想いな役です。
Winnyくんも沢山のドラマでお見かけしますが
本作では新たな面を沢山見れると思います！
笑った顔が可愛い（正論）
Pat（Prom）
Chinzhillaの一員。
ドラム担当で仲間内でないときは真面目キャラ。
演じるPromくんはムードメーカーで、ビハインド映像
などでもよくお茶目な姿が映っています。
来年は主演やろうな✊（また個人の感想はさむ）
Yo（Captain）
Chinzhillaの一員。
Pilot Trailerでは生徒会長側だった気がしたのですが
本編ではGun軍団の1人でした。気絶しがち。
演じるCaptainくんはまだ筆者の中で
どんな子なのかを掴みきれていないのですが、EP.0の
楽器練習エピソードなどから努力家な印象です。
Kajorn（Aun）
生徒会の一員で、後輩。次期生徒会長候補。
少し大人びたところがあるので友達は少ない。
Aunくんがそのキャラ設定を
上手に演じてくれてるからこそあの面白おかしい
Kajornになっているんですよね。ありがとう🙏

脚本が素晴らしい

MSPが口コミから人気が出ている大きな理由の１つに「脚本の良さ」が挙げられると考えております。

筆者は日英韓泰の視聴者の感想ツイート（口コミ）をGoogle翻訳を頼りにしつつよく読むのですが、第一声で「正直GMMTV2022の中で1番期待していなかったけど」的なことを仰ってる方が多いんです。それはもう「枕詞か？」って思うくらいの頻度でよく見かけます。そして殆ど同時に呟かれている内容が「脚本が良い」です。

ネタバレになってしまうのですが、EP.1はGunを中心に物語が進みます。そして終盤に視聴者にTinnの本当の姿を知らせて終わります。翌週のEP.2でアッと思わされました。EP.1で流れたシーンをTinn視点で見ることが出来るんです。EP.1の終盤でTinnの正体を視聴者は既に知っているので、Tinnの恋を誰しもが応援したくなったことでしょう。

EP.1のGun
（出典:GMMTV 公式YouTubeより）
EP.2のTinn
（出典:GMMTV 公式YouTubeより）

↑「今、最終回直前のEP.11見てるんやっけ？」と思ってしまったくらい泣いたEP.2の歌のシーン。「このシリーズはヒットする」と再確信。

EP.3ではTinnの頭の中で起こっている妄想と現実が交互に映し出され、一瞬「急に甘々‥？あ、妄想か（笑）」と笑いを起こしつつ、BL王道シーンも忘れないところが天下のGMMだと感じます。

妄想と現実のギャップが開きすぎてTinnが心配になりますが、EP.3のラストで視聴者の皆様「良脚本〜！！！！」とガッツポーズをしたはずです。MSPは本当に落とし込みが上手い。

EP.4ではEP.3を経てかなり信頼関係が出来上がってきたTinnとGunを見ることができます。だんだん妄想なのか現実なのかの判断ができなくなるので、これも物語序盤で妄想シーンをくどいくらい入れてきた成果なのかと思います。ラストの生徒会室でのシーンは詳細は敢えて言いませんが、あまりの甘さに倒れました。（※しかもあのシーンのアレは台本にはなくGeminiくんとFourthくんのアドリブです。解釈一致すぎる役者さん、信頼しかない）

EP.1と同じ台詞なのですが甘さが違う
（出典:GMMTV 公式YouTubeより）

EP.5では高校生ならではの進路に悩むシーンや、家族のお話にも重点を置かれています。そのような話題にもしっかり踏み込むことでTinnとGun以外のキャラクター像も浮かび上がってきやすく、作品をより厚みのあるものにしていると感じます。

出典:GMMTV 公式YouTubeより
出典:GMMTV 公式YouTubeより
出典:GMMTV 公式YouTubeより
敢えて顔は映さなかったのが秀逸
（出典:GMMTV 公式YouTubeより）

現時点で最新話がEP.6なのですが、EP.6...EP.6の話、しちゃっていいんですか！？ネタバレふみまくりブログになっちゃうのが怖いので軽く触れますと（いや、軽くないかもしれないのでまだ観てないネタバレ無理な方はとばしてください）EP.○あたりからGunもTinnのことが気になっている‥‥んですが、音楽部の恋人禁止ルールもあって自分からは何も言えず、ただ勘はいいのでTinnからの告白誘導を何度も試みるんですよね。だけどTinnはタイミングが悪かったり、恋人禁止のルールで断られたらどうしようと怖気ついたりでなかなか告白できないんです。そんな駆け引きの最中にHot Waveに向けてタイで大ヒットしたMVのパロディを作成することに。その過程でお互いのことを知るために夜にそれぞれの部屋からベッドに横たわり電話をしていたのですが、、、

出典:MSP 公式Twitter

なんかいつの間にかTinnのベッドに2人ともいる！？！？そう、実際に電話はしているので妄想というよりは幻影と言ったほうがいいのでしょうか。今まで散々妄想シーンを流してきた成果がここにも出ています。GunがTinnの部屋にいても驚かない。こちらのシーンはかなり反響あったと思います。ほっこり温かすぎる。2人の信頼関係が強固なものになっているのを感じます。

EP.6はどのように終わるのかは是非本編を見て確かめてください！

↑EP.6でカバーされた原曲のMV
※再生回数1.6億回超え！！！

↑EP.6で作成したパロディMV

パロディMVについて言及すると、かなり完成度が高いです。使用した原曲がGMMTVのドラマファンならお馴染みのTillyBirdsとCoachellaなどに出演し世界で活躍するMilliのコラボ曲「Just Being Friendly」。

このパロディMVを作成しようって企画した人、大正解すぎます。EP.6の脚本と歌詞の内容もピッタリすぎて。その社員さんのボーナスちゃんと弾んでてほしい。それくらい、良いです。

EP.0時点でこの曲のカバーがあることは判明していたのですが、MVまであるとは思わず本当に感動しました。そしておそらく上記ツイート内動画ではMilliのパートをFourthくんが歌っているので、Hot Waveの予選でもう一度聴けるのではないかと予想しています。

まとめ

出演者の仲の良さやここの演技が良い！などまだまだお伝えしたいMSPの魅力は沢山あるのですが、一旦この記事はまとめに入ろうかと思います。

いかがでしたでしょうか？

これだけの完成度の高さでこの作品を世に出してくれて、GMMTVには感謝です。歌もダンスも準備してくれて、そりゃ、12月放送開始にもなりますよね。何ヶ月もワークショップをして、おそらく最初から携わっている人は数年がかりのプロジェクトです。

まだまだこれから最終回まで盛り上がるであろうMSPに、そしてMSPの出演者の皆様に！沢山の関心と愛をよろしくお願いします！！！！（KPOP構文）

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました！

※長文・乱文で読みづらい部分もあったかと存じます。もし何か修正が必要な点やご意見などあればTwitterのDMにてお知らせくださいませ。

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