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自分で埋める穴

たとえば、音楽をかける
電気のスイッチをオンにする
それがちょっとだけめんどくさい、だから、誰かと一緒にいたい
大豆田とわ子はそう言った
けれど、きっと一つひとつの行為は全部、自分のためのものなんだろう
自分が、自分のために行うこと、それを誰かにしてもらうことは、人生の主体を少しだけ失うことでもあった
だから、彼女はひとりで生きることを選んだんだろう

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