見出し画像

日本への逆留学

滋賀県産蘭学生、日本に交換留学してみることにしました。
母国に帰るだけのはずなのに”こわさ”でいっぱいです。

皆様、初めまして、こんにちは。
オランダの大学に学部留学しているむぅです。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

オランダでもやっと夏日が観測されました☀️
何はともあれ日本への一時帰国&留学まであと少し、なんとか耐えきりたい「むぅ」です。

さてさて、今回はこの9月から日本の大学に半年間、交換留学することが決まったので、日本留学への気持ちを書いてみようと思います。

いつもは、過去の経験談(情報まとめ)をなるべく客観的に書くことが多いので、未来形で書くのはほぼ初めてみたいです。


(上記のマガジンにて、私の自己紹介、大学・学部紹介等々、
もう少し詳しく書いてます。
もしよければ、こちらも目を通してくださると嬉しいです♡)



自己紹介

 色んな記事で小出しで書いてるけど、、、
 大学進学まで滋賀で生まれ育った生粋の滋賀県民です💙
 オランダの大学(University of Twente)に進学(正規留学)をし、心理学を学んでいます。
 2021年9月に渡蘭し、現在留学3年目を終えようとしています。
 MBTIは最近はずっと、ENFJ-T。(診断でもそうで、自己分析エッセイとかをChatGPTに投げてみて当ててもらってもそうだったので、多分そうなんだと思う。)
 日本の恋しいものは、家族・友達はもちろん、プラス圧倒的に温泉&お風呂🛁。
 逆にオランダの恋しくなりそうなものは、ここで出会った大切な人たち、キャンパス、水道水とチャリ専用道とヨーグルトになるのかなぁぁ、まだわからんね。

留学先


 これは、ここでは一応秘密にしておこうかな。(この文章日本語で書いてて、日本に滞在するから、一応プライバシーというなの、恥ずかしさから笑)
(これを読んでくれている私の知り合いは、ぜひ連絡くださいな、留学先遊びに来てくださいな💚実家帰省した時会いたいです💚)
実家から離れたところ、滋賀(故郷)ともEnschede(大学の所在地)とも割と違う、私にとってはとても新鮮な環境の場所に住み・学ぶ予定です。
(Enschedeを選んだ理由が、「滋賀と似てる」だったりもしたから。)

今の気持ち

 冒頭に少し書いたけれど、楽しさよりも、「こわさ」でいっぱいっていうのが正直な気持ち。
ただ、この「こわさ」、fear, scared, anxiousとも違って、なんとも言語化しずらい。
 多分、もっと簡単に言語化すると、「人生でほぼ初めて、素直な気持ちで自分と・日本と向き合うこと」への「こわさ」みたいな感じなんだと思う。
(多分例えると、告白前みたいな、、、知らんけど。笑)

 例えば、将来の抽象的な人生軸みたいなのは大まかに決まっていて、それに対し、過去の経験、性格、今歩んでいる道が上手にマッチしている、一貫性があるみたいな感覚は凄くあって。。。
 どんなに無謀に思えるようなこととか、滋賀からオランダに進学したのもそうで、「自分がやると決めたら必ず成し遂げる、それに到達できるように計画立てて、全力で努力する」みたいなことは出来る方だとは思うし、自分の性格特性の一つとして挙げられるとは思う。
(下記、かなり有名なTedだけど、自分の興味関心分野でもあり、尊敬する学者さん、かつ希望を与えてもらえるVideo Clipだから貼っておきます。)


 ただ、こう、"「夢を叶える」「努力をする」みたいなもの"と、"自分と自分に近い周囲、家族とか親友とか大切な人たちを大切にする "を上手に共存させられていないなぁって心地がとてもとてもしていて、その想いがどんどん大きくなっているなぁって凄く感じる。

 例えば、「オランダにいる期間(夢を叶えるために努力している期間)」は、どこか家族のこと、地元のこと、地球の裏側に暮らす大切な人たちのことをあまり深くは思わないようにしている、平気な顔しつつ、無意識に唇を噛み締めて「会えんで大丈夫やもん、私が頑張るって決めたんやし、将来の夢叶えるためやもん。」ってとっても強がってしまっているように思う。

 だけど、毎回そうで、ちょーっと(激しく)心を壊れそうになったとき、なんとか繋ぎ留めてるけど崩壊寸前な時は、とっても家族や大切な人たちに会いたくなったり(電話じゃ出来ない、ハグがしたい)とか、「もうぜーんぶ諦めて、いっそ地元に帰って生活しちゃった方が幸せなんじゃないか」って自暴自棄に思っちゃったり。。。
 それよりちょーっとマシな時は、手紙とかメッセとか読み返して、大切な人たちのことを頭にぷかぷかと思い浮かべてエネルギーを貰ったり。。。
(写真も勿論好きやし見る時もあるけれど、個人的には文字や言葉の言い回しから、じわじわと相手の心にほんの少しでも触れれる感覚が好きなのかもしれない、もしくは写真は自分や相手の当時の姿だから、過去に戻っちゃう感覚に陥る?のもあるかも。)

 この極端「こんな無謀な挑戦しなきゃよかったのに、もう何もかも捨てて地元に帰っちゃえば(”ネガティブな理由"での地元に戻る)。。。」みたいな思考は最近薄れつつある?って思えたりもする。下記のHormesisのおかげ、教授のおかげ。

Disorderの見方、人間の3つの状態? Sickness, Hormesis,Homeostasis。Sicknessほど頑張りすぎるとSicknessやけど、Homeostasisほど変化がないと、それもかえって良くないよー。だから、Hormesisを目指そう!

今年受けた大学のLectureから。

「地元に帰ろう」になるのも、周りの人のおかげでとても穏やかに今まで生きて来られたおかげだったりもするよね、きっと、でっかい、ありがと。
それに加えて、「今より、お別れ耐性ない段階で」なんとなくで中学受験をして(最終的にはこの選択も自分で選んだし、この受験が今の人生に大きく影響を与えているのは確かやけど)、地元の子たちと学校が離れ離れになっちゃって、それが自分では全く予期していなかったけど、悲しくて・ダメージでかくて中1の春頃Literally毎晩泣いてた経験も、この2項対立な極端な思考回路になってしまっている要因だとはとても思っている。
(今でも離れ離れになってもまた会えるのはわかっていても、悲しいものであると認識しちゃうから、それ以降の中高の卒業式ではりあるに入場ソングでもう既に号泣、今でもお別れ耐性激低の自覚あり。)

(高校はコロナ禍で映像卒業式であったか覚えてない(校長先生の話では泣いた)けど、小中は入場曲謎に一緒だったから余計。)


そんなこんなで、「バリバリ夢を追う鎧を着た私」と「ちょっと弱い本来の私」が上手く共存できてない気がする。

 そして、今のままだと、どちらかの私を抑え込んで(たまに抑えきれず爆発して)、どっちにも諦めがつかない状態で仕方なく将来を歩んでいくことになりそうで、そして色んな人に迷惑をかけまくり、どこかでどっちかからどっちかに急展開してしまいそうで。。。

 素直な想い、気持ちで、自分、家族、大切な人たち、地元、日本、オランダ、世界と向き合いたいなぁって、かなり難しそうやけど。

 だから今、どっちに(どこに)住みたいとか、どこで働きたいとかいう希望は、本当にない、というか決まっていない。

 オランダのお仕事のポスト見てると、自分の興味分野にマッチしているものがあってワクワクしたり、辛い時期もオランダのことは「大好きでもないけど、なんやかんや嫌いじゃない」と3年連続思えているから、となんとなく0.1%くらいはひとまずちょいとオランダかも?って思ったりもしているけれど、多分今夏でオランダの日差しが長いからとかかも?(オランダの冬に同じ質問されたら、「0.1%くらいは日本」とか答えそう、りあるに笑)。

 でも、これを書いている今はまだオランダに滞在しているから、日本の気持ちに少し蓋をして鎧を被っているだけかもしれん。ほんまわからん。
(ただ、今もし自分が大金持ちになれたとして、どうする?って言われたら、方法とか何を誰にとか詳細はわからんけど、「日本に寄付する」「日本のためになんかする」にはなると思う。)

 この日本滞在中は、日本のことをもっと主観的に良い面も悪い面も含めていっぱいいっぱい見て経験して、吸収したいです、学びたいです。
一方で、オランダのこと、世界のことはちょっと客観的に(以下同文)。

純粋に、この悩みはたくさんある状態を、同じ言語で同世代の(同性の)仲間にオフラインで共有できるのは、というか普段の日常会話も自分の母語で出来ちゃうのはとてもとても大きいかもしれない。
Enschedeにいると出来るっちゃ出来る、Twenteにいる日本人とてもとてもお世話になってて好きなのだけれど、どうしても中々会えないし、「普段の日常会話」よりも会えて話せても「特別なご褒美母語の日」みたいになっちゃうから。

 3年ぶりに日本の秋冬を満喫(経験)出来る訳やし、もしかしたらこれが近未来の中で最後の長期日本滞在になるかもなんやし、楽しまないとーーーとは思ってる!!(ここ最近100%の純粋な「FUNNNNNN!」を感じられていないのも課題だとは思ってるから。)

 もしくは、「日本への未練をなんとかしたい」って想いもあったりするのかも。
 今オランダにいて、将来の居住地・勤務地を全力で悩んでいる訳ですが、今のところ日本人として、日本がきっと好きやし、日本人であることを誇りに思っている。だけど、「日本らぶ、住み続ける!)」を純粋に自分に対しても日本に対しても公言したことはないから。

 だから、言えず仕舞いの告白を数年越し(もしかしたら22年で初を)今してみて、どうなるのかを試してみるっていうのが、今のこの感情を比喩表現にすると的確なのかも。
(告白なんてしたことないから、わからんけど笑 好きな相手、好きなのかよくわからない相手に、気持ちをぶつけてみる、それも数年ぶりに、ってとっても自己中かもしれないけど、たまにはいいんじゃなかろうか?と。それで相手に振られたらそれまでで踏ん切りがつくし、ラブレターを書く段階で、「あ、なんか好きじゃないかも?」と自分が気付けたら、それはそれで大成功な訳やし。)

将来の決断

どうなるでしょう。楽しみでもあり不安でもあり「こわい」でもある。


長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。
日本留学、いっぱい「秋冬の日本」を満喫しつつ、精一杯「自分」と「日本」と向き合います。

Fijne dag!
むぅ


サポート、ありがとうございます。 1ヶ月食費€100で生活してる割と限界大学生なので、頂いたサポートは糖分補給に使わせてください💗