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「漫画業界と他業界を繋ぐ人」になる

こんにちは!!漫画家の根田です。

近頃noteの運用方針について、色々考えていたのですが、

「漫画業界と他業界を繋ぐ人」

とかどうかなと思いました。


僕が最近取り組んでいるのは「漫画家の生存戦略を増やす」というものです。

具体的に行った施策等は、改めて別の記事で取り上げていきたいと思っていますが、現在、いわゆる「雑誌連載」をせずに、ただ漫画を描くだけでそれなりにちゃんと生活できています。

未だに雑誌連載を勝ち取って、紙の単行本での収益化をゴールに据えている漫画家は沢山いると思うのですが、

僕はそれはゴールではなく、あくまで手段の一つと考えています。

そういう視野で世の中を見てみると、漫画はコンテンツとしてもメディアとしてもかなり多くの可能性を秘めていることに気づきます。

漫画をコンテンツの種として見るやり方は、すでに近年めちゃくちゃ注目されていて、下手したら日本の主要産業を担うのでは…とまで思っています。


それに加え、これから漫画自体のメディアの力も再注目されていくだろうと思っています。

漫画はテキストよりも多く、動画よりも早く、情報を得ることができます。

また、文字と絵さえ存在すれば漫画になりえるので、現在ポジションを取っているプラットフォームや生活圏に、工夫次第でいくらでも浸透させていく事ができます。

おそらくそこに注目してのことだと思うのですが、出版最大手の集英社も、コンテンツビジネスだけでなく、漫画のメディアとしての可能性そのものを広げる試みを始めました。


で、僕自身もその二つを念頭に、この二年ほど色んなアプローチを試してきたのですが、

その過程で、めちゃくちゃ多くの他業種の方と繋がりができました。

IT系の起業家の方たちはもちろん、お医者さんとかパフォーマーの方とか、youtuberの方とか、弁護士、プログラマー、投資家、マーケターの方まで…

今では漫画家より、他業種の知り合いの方が多い気がします。

それで、何か壁があった時に「あ、じゃああの人をあの人に会わせたら、この問題解決できるんじゃ…」とか「あの業界の事業構造移植したらすんなりいくのでは」とか思う事がけっこうあります。

そして、それってもしかして僕の強みになるのでは、と今思っています。

実際、最近色んな漫画関係のスタートアップの方とお話する機会があるのですが、結局そのまま事業相談を受けることが多いです。

しかも、僕はそういうのすごく楽しいです。考えることが好きなので。。。


漫画業界内で見たら、作家としての僕のポジションは、良く見積もっても中の下くらいだと思います(笑)

でも見方を変えて、「他業種との関係人口」の切り口で見たら、もっともっと特別な場所にいるんじゃないかと思うんです。

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上の記事でも、ネットワークを繋ぐポジションにいる人に一番情報が集まりやすいとありますし…。

noteの住人の方々は、わりかしイノベーターよりの人が多いと思っていて、そういう僕への需要もある予感がします。

そういうわけで、noteの方は作家として漫画をアップするってよりかは、漫画と他業種を繋ぐ人として発信していきたいと思います。

他業種の方々、気軽にお声がけください(笑)

もちろん漫画業界のこともそれなりに詳しいですし、事業構造もけっこう把握してるので、お役に立てると思います。

逆に、漫画業界のひとたちも、他業界に何か仕事を持っていきたいときは、気軽にご相談ください。

方針立てて、人を紹介するくらいはたぶんできると思います。


よろしくお願いします。



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