マイニングが日本で衰退した本当の理由
約3年前、パソコンのグラフィックボード(GPU)を使った仮想通貨のマイニングがブームになりました。
マイニングとは、パソコン等で演算処理を行い、報酬として暗号資産(仮想通貨)を受け取る行為を指します。1BTCが700万程度になった当時は、多くの人がマイニングを行っていました。
しかし、2024年に1BTCが1000万を超えたにも関わらず、マイニングを続けている人の発信は見当たりません。
一体なぜ衰退してしまったのでしょうか?
理由は3つあります。
1.メーカー規制
最も大きな理由はメーカー規制です。
マイニングはパソコンで大きな演算能力を必要とします。
3D描画など高度なグラフィック処理能力を持ったGPUはマイニングにも適応できたのです。
そのため、マイニング目的でGPUを買い占める人が続出しました。
当時5万円程度で購入できたGTX3000シリーズが10万以上で販売されていたのを覚えている人もいるかもしれません。
そこでメーカーはマイニングが出来ないように制限を掛けました。
本来ゲームを楽しむために作られたもので、一部の運用目的の人に独占されるのは本意ではなかったのです。
2.マイニング難易度の上昇
マイニングは時間が経つにつれて難易度が上昇していきます(Difficultyと呼ばれます)。
当時はマイニングによる報酬に対して、電気代や維持費を差し引いても利益が出ていました。
しかし、日本の電気代や高温多湿な環境はマイニングに適しておらず、現在マイニングを続けている人は減少しています。
3.出口戦略
最後に出口戦略です。
GPUによるマイニングはパソコンに膨大な負荷を掛けます。
パソコンの耐用期間は5~10年程度ですが、
マイニングを行うと1~3年程度になってしまいます。
つまり、GPUを購入した金額以上に利益が出ていないと完全に赤字になってしまうのです。
マイニングによる資産運用は今でも可能なのか?
答えはYesです。
ただし、
将来性のあるビジネスプランであること
出口戦略が立てられること
が伴っている必要があります。
資産運用3.0では
私だけが運用している年利回り20~30%の投資をご紹介しています。
未フォローの方はこの機会にぜひ、フォローよろしくお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?