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空っぽのわたしへ

空がひとつ
それはあなたにもある
いつも来ていて いつも帰らない
それは今夜も紺色のおばけになる
だからそれはいつも届かない
何故いつもその下にいるのか
きっとずっと触れないのに
空と星とあなたと空っぽのわたし
空っぽのわたし
いつも泣くみたいに雨が降る
雪は水玉になりながらわたしの頭を濡らす
ばかにされてるみたい
笑うあなたと空っぽのわたし

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