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グダグダだった初夏コミから12年、今日、boothで同人誌が紹介された


boothで拙作をご紹介いただきました。

今晩和、藤佳です。
小学校のときから同人誌文化に片足を突っ込み、紆余曲折ありつつ焼く5億年。オタクは大げさに年数を盛るので。
今年7月、「フリーランス翻訳者入門」(以下、フリラ翻訳本)という技術同人誌を出すに至りました。

そしてそして、今日、boothの技術書特集でご紹介いただきましたー!👏👏👏👏👏👏👏わーぱちぱちぱち


この本、最初は技術書典オンラインマーケットで頒布していましたが、共著者であり技術書典出展先輩である花房から、「boothでも売れ」と言われたので、boothにページを作りました。

boothといえば、オタク女必須登録の創作サイトPixivによる、薄い本が買えるサイトというイメージでした。
確かに技術同人誌も多数出品されていますが、前述のイメージが濃く、どこか自分にとっては他人事のような感覚がありました。

ところがどっこい。

今日の昼間、boothの事務局からメールが来ていて、なんか悪いことしたかと震えていたら、拙作を「技術同人誌特集」で紹介してくださるとのことで…

ふぁーーーー!!!

掲載ページを見て、名だたるご本の中に拙作があって三度見しました。
ありがてえ、ありがてえ……

Boothの運営元であるPixivに登録してからかれこれ12年。まさかこんなことになるとは…

超グダグダだった初夏コミ

Pixivに登録して12年、まさかこんな感じになるとは…感慨深い気持ちになりつつ、Pixiv登録当時のことを思い出しました。
12年前、それは私がコミケに初参加した年なのでした。

ジャンルはマク●スF、優柔不断なダメ主人公のグダグダ最終話がブッ叩かれたりしつつ、曲とヒロインが人気を博した一大ジャンルです。

いわゆる旬ジャンルに初めてハマって同人誌を書いていた私は、どうせだからコミケに出ようと意気揚々と応募しました。

が、ろくずっぽ本を書いていませんでした

この夏は確か、働いていたメイドカフェの関係者が新店を出すとかで、そのオープニング準備に奔走していた気がします。あと、当時のメイド同僚に変な因縁つけられて大喧嘩とかしてました。まぁなんしか、ハードな夏でした。

そんなわけで、ろくずっぽ原稿をせず、初めてのコミケサークル出展へと挑んだのです……

あまりにも原稿間に合わなくて、当日の明け方に、ビジネスホテルのPCで書いて、そこにあるプリンターで刷りましたよね。実に酷い。

まぁそんな具合でしたから、もちろん売れませんでした。せっかくのコミケだったのに。

そこで私が学んだのが、事前にどのくらいプロモーションをすれば…的なことでした。

その次の夏コミで初完売した

そして、私はその翌々年のコミケに再挑戦し、そのときはちゃんと自サイトやブログをまめに更新したり、宣伝したりしました。

その甲斐あって、初完売。

午後に来られた方に「ごめんなさい、完売したんです」とお伝えしたときは本当に申し訳なく感じたけれど、内心どこか誇らしい気持ちもあったのでした。その2回目の夏コミからは10年は経ちますが、まだ色褪せない気持ちとして覚えています。

PRが足りなかったなーと思っていたのは、今回の技術書典でもそうです。だけどこうやってトライアンドエラーを繰り返しつつ、なんだかんだで前進していく。なんだか達成感があって楽しいなーと思ってます。

そんな私の最新同人誌はこちら!!!

ザ・同人女5億年目にして、親に見せて恥ずかしくない同人誌が書けました。

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「語学力+趣味のノウハウを生かす フリーランス翻訳者入門」
語学力を仕事にするための本です。
仕事の取り方から確定申告から便利ツールまでこれ1冊!!
Wordの便利な使い方も載せています。

語学は出来るけど仕事にするほどでは…(謙遜)という方が、プラスαの特技や趣味をアピールして、翻訳者を目指そうという本です。
筆者は仕事用プロフシートでオタクアピールしたら、●滅の刃同人誌の後書き翻訳の案件が来ました。マジで。

booth … 本文サンプル&紙の冊子通販&布教用割引アリ

技術書典オンラインマーケット … 今は電子版のみ。技術書典本棚ページで管理したい方むけ。


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