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闘病記02 LGLリンパ腫と診断されるまでの治療

マヒナが詳しい検査によってLGLリンパ腫と診断されたのは10/19のことでした。
それまでは通常の治療を受けて、効果も見られていました。今回はまず、リンパ腫と診断されるまでの経緯について書いておきます。

8/14深夜

おしっこの色が非常に濃かったのに加えて、毛玉でもなく泡みたいな胃液みたいなものを吐いてしまったので、夜間救急に連れて行きました。
そこでの診断は、

身体検査:黄疸
血液検査:PCV高値、肝酵素高値、T-Bil高値、LIP高値
エコー:目立ったものはなし

ということで、膵炎と、胆管肝炎の疑いとなりました。

そこで、朝まで点滴をしてもらいました。内容は、

抗生物質
消炎剤
胃腸薬
強肝剤
嘔吐どめ

など。

8/15

夜間救急で朝まで点滴をしてもらった後で、普段通っていた病院に行って再度診てもらいました。
診断内容は特に変わりなし。ただ、ここでは治療の方針として、絶食して点滴が基本だろうという話を受けました。そうなのかなあ、という疑問は感じたのですが、ひとまずここでも点滴をしてもらいました。
内容は、

抗生物質
消炎剤
胃腸薬
強肝剤
嘔吐どめ

といったところ。

8/16〜

その後、膵炎と胆管肝炎の治療として、一週間は毎日点滴をする必要がある。そして、その後一週間は隔日で点滴をする、と。そのため、これまで通っていた病院は少し遠くて大変なので、もっと自宅から近いところに通うことにしました。
そこではまた方針が少し違い、できるだけご飯は食べたほうが良い、体力を維持するのが大切ということでした。

治療内容は、
膵炎には、ブレンダという特化した薬を。
そして、点滴注射では、
消炎剤、ヘパヒカ、抗生剤、プレドニン、ウルソ、アモキクリア
など。

この頃は非常に調子が悪くて、食欲もありませんでした。
普段食べていたカリカリはほとんど食べず、モンプチやドライささみを小さくちぎったものを少しずつしか食べられませんでした。パウチや缶詰の汁だけ舐めたり、かつおぶしを少し食べたり。薬と一緒に液体の栄養補助食品をシリンジで飲ませても、体重が減っていってしまう状態でした。

9/5

ただ、しばらく上記のような治療を続けていたところ、9/5の検査では、改善が見られました。
膵炎の状態の指標となるSAAが正常値になったのです。
そして、肝炎の状態を示す指標についても、8/22に比べると大体のものはよくなっていました。

ALT:1738→399
ALKP:780→532
GGT:15→26
TBIL:2.7→8.2

この頃になると、じわじわと調子も良くなってきたようで、普段食べているカリカリを自分で食べられるようにもなりました。十分な量を自分で食べることもあり、ひと安心かも、という時期でした。

9/6〜

しかし、そのまま完治とは行きませんでした。
血液検査の結果が改善傾向なので点滴治療の頻度を減らすと、再度悪化してしまったのです。隔日で点滴していると収まる傾向にあっても、3日に1回に減らすと悪化してしまいました。
このような改善と悪化を2回繰り返したので、通常の症状ではないかもしれないという疑いが濃くなりました。当初からリンパ腫の疑いは捨て切れないというレベルではあったのですが、もしかしたらの可能性が膨らんできてしまったのです。

そこで、10/19に詳しい検査をしに行くことになったのでした。


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