闘病記05　3回目の抗がん剤。効果と、副作用？　転移？

11/14に2回目の抗がん剤を投与してから2週間経ち、また血液検査をしてみたところ、さらに肝臓の数値が改善されていました。

肝酵素などについては横ばいだったものの、胆嚢と黄疸の指標は正常値まで改善されていました。
食欲も十分、抗がん剤治療を始める前は減ってしまっていた体重も戻ってきました。

ただ、調子は良さそうなのですが、ハゲが増えてしまいました。
毛が抜けて皮膚が見える箇所があり、そこまでではないものの毛が固まっている箇所もあります。特に肩口に大きなハゲが2つ。赤くなって、少し濡れているような、ぐじゅっとしています。

この原因がわかりません。
抗がん剤の副作用で毛が抜けることはあるらしいのですが、このように赤くなるようなことはないようです。

また、リンパ腫が皮膚に転移して、その影響が出ているのかもしれないとも言われました。

そのため、毛が抜けた箇所の皮膚をぬぐって細胞検査をしてもらいましたが、LGLリンパ腫のような兆候はみられませんでした。もちろん皮膚の下の方の細胞に転移している可能性は否定しきれませんが、その検査のためには肉を切り取らねばならないということなので、行っていません。

そして、2回目の抗がん剤治療から3週間経ったので、12/5に3回目を行いました。
数値は前週と同じく良い状態で保てていました。

毛が抜けて赤くなってしまっていた箇所も、次第に固まり、かさぶたのようになります。傷がふさがって、痛そうでもなくなるので、回復する力はあるようです。
さらに皮膚が悪化する様子もないので、ステロイドも1日おきに飲ませています。ステロイドは補助的なものではあるものの、抗がん剤の一種でもあり、食欲も出るようになるそうです。抗がん剤治療にはエネルギーを使うので、できるだけたくさん食べた方がいいとのことで、ステロイドの力も借りています。

傷口の画像があるので見るのが嫌な方もいるかもしれません。苦手な方は開かないでください。