#05 📍Coffeebar & Shop coin｜キャロットケーキ日記

猫耳

2024年8月11日 12:50

すっかりとばしていた。

#04 Margaret Howell Cafeの前、6月末にもうひとつあたらしいキャロケに出会っていた。

日本橋のBakery BANKの地下、「Coffeebar & Shop coin」である。

パティスリー「ease」「teal」を展開する大山恵介シェフがプロデュースした複合施設。
食通の友人が教えてくれて以前一緒に偵察した際、地下のcoinのショーケースに鎮座していたキャロットケーキのかわいらしさに目を奪われた。

その時は手持ちのテイクアウトが多かったため断念したが、そのうち買いに来ようときめていた。

友人と日本橋で映画を観た帰り、今日こそあのキャロケをお迎えする日だと思い立ち、ひとりでcoinへ向かう。

カフェは混みあっていたが、テイクアウトはすぐにできた。
1階のBANKのパンもとても魅力的なので、ついでにガーリック明太フランスとスコーンも購入。

こちらのキャロットケーキは存在感のある人参と、チーズフロスティングの上に散らされたドライクランベリーとピスタチオのかわいらしさに目が惹かれる。

そしてこの生地の色味、分厚いチーズフロスティング。
とにかく見た目のインパクトが強く、若干小ぶりながら食べてみたいと思わせる圧倒的ビジュアル。

食べ物は美味しいことはもちろん大事だけれど、食べたいと思わせるのは見た目の美しさ・かわいらしさもとても重要であるので、このビジュアルには本当に拍手したくなる。

特に上部のトッピング。こんなのなくたってさほど味に変わりはないし、素材を考えてもコストでしかないはずなのだけど、こういう細やかなバランス感に妥協のなさを感じて惚れ惚れする。

それもそのはず、調べたらcoinのスイーツ類も大山シェフが監修とのこと。
easeやtealのスイーツは見た目がシンプルながらもパッケージ含め本当に美しくかわいらしい絶妙なバランス。
食と芸術の融合が素晴らしく、見るだけで心が踊って仕方ない。

素材の良さを感じるease

ショコラティエとタッグしており、オシャレなグリーンに愛らしいカモが印象的なteal

味はというと、スパイスがしっかり香り、具材もゴロっと存在感がある。チーズフロスティングは酸味が強めで生地とのバランスが良い。
とても美味しいキャロットケーキだった。

個人的な好みでいくとMargaret Howell CafeやTHE CITY BAKERYの次かなという感じなのと、800円という若干お高めの値段設定、そして購入できる場所日本橋coinのみということも考えると頻繁に食べる位置づけではない。

が、とにかくビジュアルが最高でテンションが上がるので、今後も日本橋に行く機会があれば食べると思う。

そして空いている時間を狙ってカフェでドリンクと共にいただいてみたい気持ちもある。
coinのカフェスペースは隣接したフラワーショップの雰囲気も相まって本当に素敵な空間だった。

銀座日本橋周辺はとにかく午前が狙い目なので、元気のある休日に早起きして行ってみようと思う。

coinのキャロットケーキは、ちょっと特別な日のキャロケになりそう。

おまけ

今回買ったのは奥のノーマルなスコーンだけど、季節のレモンスコーンも素敵だった。
実際食べてみると、スコーンというより周りがザクザクのパンという感覚だったので、スコーンが食べたくて食べるとちょっと拍子抜けかも。

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