鼻水はツライよ
妻が1週間ほど上海出張で不在だ。久しぶりに1人きりの生活。
とはいえ、なにかが特別変化するわけでもなく、洗濯機を回し、食器を洗い、ゴミを出し、お風呂を洗い、仕事をしている。
そして、今日は土曜日。
珍しく朝の9時台に目が覚め、さて今日は早起きも出来たし、1日デザインの勉強でも、と意気込みパソコンを開く。
もう3年の付き合いになる、Mac book Pro。メモリは8GB。
最近では、動作が重く、メンテナンスする頻度も上がってきている。
よし、今日も不要なファイルやアプリを削除し、こいつを少しでも楽にしてやろう。と、作業に取り掛かった。
1時間ほど作業をし、一息。
さて、デザイン勉強を。
と思った矢先に、突然の眠気。
少しだけ仮眠を摂取するつもりで、ソファに横になったら、爆睡してしまったのだ!
それも、なんとも気分の悪くなる夢をみたり、金縛りにあったり、散々な睡眠。起床したら13時をまわっていた。
普段より少し頑張ろうとした結果、やっぱり無理がたたったのか。となんとも自分の貧弱さに落胆しつつも、1日を仕切り直すべく、外に出た。
日陰に入れば、晩夏を匂わす涼し気な風を感じれる季節になってきたが、日向はまだ夏だ。
目を覚ますべく、わざと日向を歩き、一路、マクドナルドへ。
たまにマクドナルドが無性に食べたくなる。今日はその日だった。
店内は家族連れてごった返しており、ようやく席を確保し、ハンバーガーを頬張る。さて、食べたら読書でもしようかな、それともコーディングの勉強かな。
考えた結果、まだ読み切れていない本を喫茶店で読むことに決めた。
日向の中を、久しぶりに食べたマクドナルドの充実感を纏いながら歩く。
暑い。
目的の喫茶店は、自宅の近所で、人がいつも閑散としている穴場だ。しかし、今日は事情が違ったらしい。
人がたくさん。
今日は当てが外れ続ける日だ。こんな日もあるさと、自分をなだめてアイスコーヒーを注文し、席に腰掛ける。
かばんから本を取り出し、お気に入りのボールペンを片手に、本を読む。難しいがとても面白い専門書だ。
久しぶりに脳みそがジンジンする心地よさに酔いしれながら、時を過ごす。悪くない。
しかし、突然くしゃみが。
あれ、止まらない。鼻水も出てきた。何度かんでも止まらない。これでは読書に集中できないではないか。
結局、帰宅した。
帰宅して、ルルを飲んだ。ルルの効き目が出るまで、ティッシュを消費しまくった。コンビニのビニール袋は、すでにパンパンだ。
止まってくれ鼻水よ。ルルを飲んでから1時間は経過しているぞ。
何をするにしても、鼻水がそれをせき止める。止まってほしいのはお前なのに。
パソコンをタイプするにしても、10文字が限度だ。
そして、今、こんな1日を記録しようとnoteを書き始めて、ようやく鼻水が止まってくれた。
鼻水よ、お前はどうしたかったんだ。
こうやって、鼻水に翻弄された1日は、ようやく落ち着きを取り戻そうとしていた。
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