岸子、カムバック

GWの連休に備えて仕事がバタバタしていたり何だりですっかりnote離れしていた間に、GWも終盤に差し掛かりおまけに先週の『King & Princeる。』ですよ。

やってくれましたよ。

キンプる。ヤンキースが卒業というかたちでコーナー終了した時からもう二度と会えないと思っていた岸子が帰ってきてくれたよ。

モテKing & Prince選手権、開催、心からありがとう！
岸子の愛されヒロイン力が天元突破した神回でしたね。

番協であの場にいたティアラのお嬢様方、あれ目の前で目撃して誰が1番モテるかとか冷静に審査できるのだとしたら偉業です。
すごいことですよ。
私、あの場にいたら岸子のことしか考えられないと思う。

実際のところザキ子相手にジャンピングソファした岸くんのターンの記憶がスコンと抜けていたので、今回のキンプる。は3回観ました。
何回見ても可愛いね、岸子。

全員主張が激しすぎて愛情表現が加害と紙一重でしかなかったのもすごく良かった。
あたりまえだが現実の女に対する加害スレスレの愛を見せつけても何らときめかない。
むしろ全力で引く。
男性アイドルの女装姿である岸子♂相手だからこその「良かった」なのだ。
岸子♂なら全力の愛情表現（物理）を受け止められるという信頼の上で、アイドルの恋愛観の一片を見せつけてくる。
この番組の企画力は本当にすごい。
実際のところ『King & Princeる。』のおもしろさは回を重ねるごとにどんどん磨かれていったと思う。

この手の番組はもともと視聴者＝ファンなので、内輪ネタで盛り上がりにわかやファン以外の視聴者が置いていかれることも珍しくない。
内輪ネタならまだいいが仲の良さが仇となり内輪ノリで炎上したりすることもある。
キンプる。はそれがなくて、安心して楽しめた。

なんかよく知らんけどイケメンが5人楽しそうにゲームやクイズに挑戦してる〜くらいのライトな感覚で視聴を始めても全然問題なく。

歌番組やドラマ、番宣で出る他のバラエティではわからない魅力が5人それぞれこれでもかというほど引き出され、気がついたら彼らのことを好きになってしまい。

彼らのことを好ましく思うようになる頃には、アイドルという有象無象のイケメンではなく、あれがKing & Princeの○○なんだと一人一人を識別できるようになり。

個体として識別できるようになるとこれまで抱いていたカッコいい可愛いと言った漠然とした評価に加え、誰それのどう言ったところが好みだとか考えるようになる。

そこまで行くと推しの概念が産声を上げる。
私の場合は漠然と岸くんを好ましく思っていたところに決定打がぶち込まれてあわやこんなことになった訳だが。
推しができると番組視聴がより楽しくなり、そうなるともう推しが出てるだけでありがてぇ番組になってしまう。
結局のところ私もアイドルの冠番組にまんまと正しく踊らされている。

踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損とはよく言ったもので、いざハマってみるとアイドル沼は見ているよりもずっと踊る方が楽しい。

何が言いたいのかよくわからなくなってきた。

とにかく『King & Princeる。』はアイドルの冠番組の枠を超えて、一バラエティとしておもしろいのだ。
現に私の周囲でも、両親、母の友人、職場の主婦たちというアイドルという存在にまったく興味を持たなかった層がキンプる。をバラエティ番組として楽しんで観ている。
おばちゃんはみんな海ちゃんが大好き、これはガチ。

あと2回の通常放送と最終回の地上波SPを残してこの番組が終わってしまうのは本当に寂しい。
当初、廉くんと海ちゃんの2人になっても番組は継続するという発表があったその時は、それはそれでうれしかった。
袂を分つことになっても廉くんと海ちゃんの2人がKing & Princeの名前を残すと決めたように、メンバーが減っても日テレさんが冠番組を残す方向に動いてくれたことはありがたいと思った。
結果的に番組は3人の脱退を以てして幕を下ろすことになったけれど、勝手なもので私としてはそれはそれでうれしかった。
番組を残しても5人でやって来た頃と同じものには絶対にならない、それでも残る2人が続けたいと願うなら最推しの岸くんがいなくなったとしても廉くんや海ちゃんが可愛いことに変わりないのでやっぱり応援と視聴は継続したいと思っていた。
でも、ここで潔く終わるのもまた良し。
寂しいけれど何にせよ、今あるかたちが、今目指すかたちが最善のものだと思いたい。

結局のところ人は見えているものを見たいようにしか見ていないのだから、私たちにできることは最善を尽くした今の先に続く未来が最高のものになると信じること。

今の私は岸くんが可愛くて可愛くて仕方ないけれど、他の4人も同じように可愛くて可愛くて仕方ない。
あと3回もキンプリの楽しげな笑顔が見られるんだと思って生きる。
来週は岸くんの生き物図鑑なので本当にありがたい。
またおいしいもの食べてニコニコしてる岸くんが見られると信じている。
私の岸くん沼の原点はここなのだ。

岸くん。

この先どこへ行っても歌もダンスもお芝居も続けてほしいけど、一番続けてほしいことはおいしいものを食べること。
別にメディアの前でなくてもいいから、岸くんが一生おいしいものを食べられればそれで。
できたらメディアの前で食べてくれるとうれしいけれど、贅沢は言わないよ。

Xデーまであと20日を切ったけれど、キンプリもオタクもみんな毎日おいしいご飯を食べてお風呂に入ってあったかくして寝てくれ〜〜〜！！

その日をみんなで健やかに迎えような！！

な！！