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永瀬廉というスーパーアイドルに改心させられたオタクの話

前回の投稿で私は最推し(岸くん)が不在のキンプリのFCに入会したことをお話した。
入会した勢いと情熱のまま、廉くんの担当しているラジオ番組(庭ラジ)も初めて聴いた。

木曜のあの時間帯、よくトレンド入りするので番組の存在自体は知っていたが、メンバーの脱退直前に収録された脱退直後の最初の放送というとんでもない回に私は初めてを捧げてしまった。

この収録に挑んだ際の廉くんの心情がどれだけ複雑だっただろうか、なんて私の余計な心配も吹き飛ばすくらい、廉くんの真摯な思いがまっすぐに伝わってくる良い時間を過ごせた。

正直、この夜までは少し不安だった。
廉くんと海ちゃんのこれからを応援しよう、ファンダムに跋扈する憶測に惑わされるくらいならFC動画だって自分の目で確かめよう、そんな気持ちで入会したFC。
音楽番組と、半年ほど視聴していたキンプる。と、時々バラエティで番宣する姿、ドラマでのお芝居しか知らない彼ら2人は、果たして私の大切な時間とお金を使って「推す」に値する存在だと言い切れるのか

何度も言うが私はドがつくケチなので「好きだから」「かっこいいから」という理由だけではファンとして活動することは、ない。

昨今のメディアが囃し立てる推し活ブーム。
見るに、湯水の如くお金を使う=オタクのような図式が出来上がっているような気がして、事実そう言うオタクはたくさんいるのだけれど、それがオタクだと言うなら私はオタクじゃないのかもな〜と漠然と受け止めていた。

ただ、それでもいいのだ。
今回のFC入会は私にとっては推し活だけが目的ではないのだから。

5周年のあの日、公式Twitterのリプライ欄にキンプリに残った2人をよく思わない者からコメントがついているのをたまたま見てしまった。
たった一言「裏切り者」とだけ、吐き捨てるようなコメントがついていた。
そんな言い草があるものか。
相手が芸能人なら何を言ってもいいのか。
第一あの2人が一体誰を、何を裏切ったと言うのか。
兎にも角にもびっくりした。
驚いて悲しくなって、最後はどうしようもなく腹が立った。
沸々と沸く怒りをtwitterにぶち撒けることは可能だけれど、それではただのアンチ・アンチでしかない。
アンチのあまりに無責任な誹謗中傷とも取れる発言に憤りながら、自らこの世に1人新たなアンチを増やしてどうする。
そんなこんなでアンチに対するレジスタンスのつもりでFCに入った。
まあまあ頭のおかしい入会理由を「応援」とか言うきれいな言葉で隠して。

残った2人のアンチと化した自称箱推しファンは本当に箱推しなのか。
そこは私がどれだけ疑問を呈しても確かめる術がないので受け入れるしかない。
ファン歴は当然ながら私よりも長く、そんな方たちがtwitterで悲痛に叫んでいる「れんかい2人は事務所に囚われてる。あんな事務所は早く辞めて兄たちに合流して!兄たちは2人を助けてあげて!」というような声に、私は「それは一体何を根拠に言っているんだ?」と首を傾げた。
その腹の片側で「そんな意見でさえ、論拠はさておき自分よりも彼らを長く見てきた人が発信元であることは揺るがない」ので、まだ少しだけ不安を覚えていた。

「5周年おめでとう」と祝ってはいるけど今抱えている仕事が終わったら事務所辞めるね♪と2人が言い出さないという保証は?という不安。

その不安を廉くんは庭ラジで完全に払拭してくれた。
廉くんがラジオで語ったこれまでのKing & Princeが、King & Princeのすべてであり、King & Princeはこれからも続いていく。そこについて行くも行かないも何もかもが自由なのだと彼の言葉から素直に思えた。
この夜、私は初めて永瀬廉というアイドルを信頼した。

廉くんはプロだ。
プロのアイドルだ。

メジャーから地下まで、国内外問わず、日本の音楽シーンにはアイドル、アイドル、アイドル。
アイドルたちが群雄割拠すること世はまさにアイドル戦国時代。
その頂点に永瀬廉が立つことは当然で必然だったのだと思えるほどの凄まじいプロ根性を、あの細い身体のどこに宿しているのだろう。
永瀬廉という人に俄然興味が湧いた。

永瀬廉くん、推せます。

何より彼を推すことは間違いなく私の人生にプラスになる。
それだけの価値を私は、アイドル・永瀬廉に見出した。

現在、公式の動きを追っている方ならご存知の通り怒涛の供給ラッシュ真っ只中であり、廉くんと海ちゃん2人のKing & Princeをスッと受け入れられた私は同じく受け入れ完了済のファンの皆様の例に漏れず、毎日ワイワイキャッキャウフフしている。
アンチ・アンチな私の思想は永瀬廉と言うスーパーアイドルによって木っ端微塵に粉砕され、今はただ純粋に推し活に勤しんでいる。
まさに毎日うれしい!たのしい!大好き!
さらには2人が出演している春クールのドラマも佳境に入り、オタクとしての人生を人一倍謳歌させてもらっている。

こうして私は永瀬廉のオタクになった……と結びたいところなのだが、今現在の私に最推しのメンバーは存在しない。
なぜなら廉くんと同じくらい海ちゃんが可愛い。
ちゃんとそれには理由があって、これまで私が漠然と愛でてきた髙橋海人と言うアイドルを一推しとして認識した話はまた別の表題で語ろうと思う。
と言うか語りたい。
そのためのnoteなので。

最後に。

先日の大雨の中、FC会員証が私の元に届いた。
現在窓口が混み合っていて発行までに通常より時間がかかるかもしれないと言うようなアナウンスがメールで事前にあったにも関わらず、入会からほぼ1週間でやってきてくれた。
迅速な発送対応は担当者様の頑張りあってのこと。
本当にありがとうございます。

新生King & Princeはスタッフさんや多くの関係者様と手と手を携えながら前進している感が垣間見えて何とも気持ちがいい。
大手芸能事務所としてここまで培ってきたノウハウやブランディング感覚はさすがだなと思う。そこに廉くんと海ちゃんの2人が自分たちの個性や希望を良い塩梅に交ぜて、結果、最高最速のスタートを切っている。

新生King & Princeの門出の曲としても、『だが、情熱はある』の主題歌としてもたいへん秀逸な、良曲がまた一つこの世に放たれたこともまたとてもうれしい。
ありがとう。
本当にこの2週間、毎日何かしらに感謝しながら生きている。
ありがとうありがとうと言いながら日々を過ごすのは精神衛生にもとても良い。
King & Prince、本当にありがとう。

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