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今さらクルマを買ったワケ

今さらクルマを購入(予約)しました。ホンダの新型ヴェゼルです。今までずっと買わなかったのに、年齢的にもじじいに入ってきているタイミングで買う気になったワケ(言い訳とも言う)をまとめます。

週イチでポストするぞ、と目標を立てたのに、もう2ヶ月もサボってしまいました。年度末というのは、立場上予算どりに四苦八苦するもので、本当に時間が取れませんでした。まあ、言い訳です。

今までのクルマに対する考え方

クルマは持っていませんでしたが運転すること自体は好きな方で、誰かと一緒にクルマで移動する場合、進んで運転するぐらいは好きです。ただ、すごいツーシータースポーツとかBMWの上位グレード欲しい、みたいな方向のクルマ好きではないです。まあ、できればそういうのにも乗りたいと思うことはありますが、目標にするほどのモチベーションはありません。

それで、今まではそんなに頻繁に走る時間もないのでレンタカー、カーシェア中心で走っていました。ただ、この場合ドライブするためにではなく、あくまで移動する用事があるので借りるという目的でした。

買うことを考えた動機

買うことを考え始めたのは2つの出来事で、一つは友達が買って楽しそうだったこと、もう一つはコロナです。1つ目は、まあ衝動買いする代表パターンなので、実は大きな動機ではないです。大きかったのはコロナ禍です。

コロナ禍で公共交通機関を使いたくない、ということではあるのですが、自分が使いたくないというより、母親を考えてのことでした。コロナ禍がなければ、母を旅行に連れ出す機会を増やそうと考えていました。今まで父が連れ出していましたが、父が亡くなったあと連れ出す人間が実家におらず全く旅行していません。母は割と世間知らずのところがあり、なかなか自分で旅行を手配して出かけるということができないんですね。そこへきて、このコロナ禍で公共交通機関の利用リスクが大きくなりました。正直、感染発生に一番寄与してるのは電車だと思っています。なので、リスクをできるだけ下げて旅行する手段を手に入れて連れ出したかったんです。まあ、連れ出すとしたら長期休暇なのでなかなか大きめのクルマが借りられない、という制約を考えなければレンタカーでも実現はできるので、あくまで、考えるきっかけです。

買うことを決めた理由

きっかけは上のような感じですが、実際に決めるにあたってはいくつかの要素がありました。

スキマ時間を有効に使いたかった

立場上、なかなか自由にお休みを取りづらいのですが、急に時間ができてお休みをとったりすることがあります。じゃあ、ちょっと桜を撮りに行くか、となってもレンタカーが埋まってることが多くて、結局ダラダラするだけになってしまったりします。こういったスキマ時間ができたときの時間の有効活用のパリエーションを増やしたかったというのがあります。

ドライブをしたかった

上でも書きましたが、レンタカー借りようとするとき、純粋にドライブのために借りようというモチベーションにはなかなかならないんですね。これは、ドライブであまり目的地を決めずふらっと走るのに、レンタカーの返却という時間制約は相性が悪いというところがあります。

クルマを自分の空間にしたかった

レンタカーは当然クルマを飾ったりできません。痛車までやる気はないですが、ちょっとステッカー貼ったり、ちょっとしたパーソナライズしたいという欲求はありました。ドライブとかで、自分の空間で走るのと、あくまで借り物の空間で走るのでは結構気分的に違います。レンタカーでもスマホ固定するのとか、車種によっては結構苦労するんですよね。

旅行に対する敷居を下げたかった

旅行するときって、レンタカー予約、宿泊場所確保をセットでやる必要があります。長期休暇なら前もってわかってるからいいんですが、3連休とか、飛び石連休を埋めて休もうとする時、「本当に休めるかな?」となり、結構ギリギリまで迷って、そのうちクルマ、宿泊場所が埋まってしまう、ということがよくありました。そういう機会損失を減らしたかったんです。元上司でクルマ好き(この人はツーシーター乗るタイプの車好きです)の知り合いがいるのですが、宿泊場所を決めず行きあたりばったりあちこち行ってるのが楽しそうで、自分もやってみたいなと思っていました。なので、今回、ある程度車中泊もできるSUVを購入していたりします。

雪の季節をもう少し楽しみたかった

雪景色って東京住まいにはやっぱり楽しい。だけど、それを楽しむのってクルマがないと結構難しいんですよね。もちろんレンタカーでもスタッドレスの設定はありますが、4WDの設定は少ないのでちょっと心許ないんですよね。そういう楽しみももっと味わいたかったので4WDのクルマにしました。あと、雪の北海道をそろそろ楽しみたいというのもあります。

他の趣味との相性が良かった

自分、カメラ、自転車、キャンプ、登山も趣味なんですね。カメラは景色、星が主です。自転車はガチでロードを走るのではなく、景色を楽しみながら走るタイプで、今までもフォールディングバイクをクルマに積んで移動したり、輪行したりしていました。この辺の趣味は場所が重要なので、移動能力が高いほど楽しめます。

クルマがガジェット化しててくすぐられた

最近のクルマっていろんなセンサが付いて、モニタもいろんな情報出てきて、Apple CarPlayとかでスマホも繋がって、ドライブアシストもいろいろあってとガジェットなんですよね。最近は控えめですが、元々ガジェット大好きなのですごくくすぐられたんです。レンタカーは古くてこの辺がなかなか乗っていないので楽しめなかったんですね。今回、その辺も含め楽しそうな車を選びました。

欲しいと直感的に感じたスタイルのクルマが出た

今回購入したのは新型ヴェゼルなのですが、あのフロントグリルのフォルム、同色カラーは賛否両論あると思うのですが、個人的にはビビッと来たんですね。自分のクルマに求めるデザインの嗜好は、カッコいいという方向よりはスタイリッシュとかカワイイなんです。あと、銀色のパーツが多いのはなんだか好きじゃないんですね。だから、最初の見積もりでナンバーフレーム入れられたりしましたが、速攻消してもらいました。購入候補に入れていたヤリスクロスも、アッパーグリルが小さくてスタイリッシュさを出していたのですが、ヴェゼルはもう一段思い切ったスタイルになっていて、比べるとヤリスクロスが中途半端に見えてきたんですね。それでこのクルマ欲しいなという思いが強くなりました。

いつまで安全に乗れるかということを考えた

最近多い老人の運転ミス。あれを見ると、やっぱり運転に限界年齢ってあると考えるべきです。そう考えた時、クルマを楽しめる時間ってあとどれぐらいなのかなと考えました。老人とは言われないうちに楽しんで、危なくなってきたら早めに降りる、という方が後悔しないなと思いました。

経済的に余裕ができた

最終的に買うと決めるには、ここまでで上げた得られるメリットに対して金銭的に追うリスクが許容範囲かということになります。ある程度の貯蓄もでき、まあ許容範囲に入ってるかなということで最終的な判断をしました。

ディーラーが安心感を提供してくれた

購入経験がないのでいろいろ不安だったのですが、ディーラーの方がいろいろ親切にしてくれ、サポートしてくれたのは最後のひと押しに重要だったと思います。複数のディーラーに行きましたが、決めたディーラーさん以外のところでは決めきれなかったかもしれません。もちろん、どのディーラーさんもきちんと説明してくれるのですが、今回決めたディーラーさんは、こういう選択肢もあるとか、普通はやる義理がないサポートもやってくれていて全体的に安心感がありました。二度目の商談のとき、オプションの画像をまとめてプリントしてきてくれたり。担当してくれた方が偶然自宅の近くに住まれていて、お話しやすかったというのもあります。

楽しみ方のバリエーションを増やす

いろいろ書きましたが、総合すると人生の楽しみ方のバリエーションを増やせるのが一番大きいかなと思います。通勤をクルマでするわけではないので完全に嗜好品、おもちゃとして購入するのですが、持つことで趣味や生活で取れる楽しみ方の幅が広がります。それって、同じ時間で楽める内容のレベルを上げるということかと思います。自由な時間が少なくなれば、こういうことって重要だと思います。それなりの年になって、ちょっとレベル上げてもいいかな、と考え購入に至りました。納車は夏休みに間に合えば良いなあ、というぐらいの時期になりそうですが、楽しみです。なぜ新型ヴェゼルにしかたはまた別のnoteにしようと思います。

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