暑すぎる夏
この夏は暇でした。
熱中症アラートやら不要不急の外出は控えてやらをニュースで言われているのでお客さんが全く来なかった。
自営業の飲食店にとっては本当にこれは複雑なことで、お客さんにはもちろん来てほしい!のだが来てもらったら来てもらったで、こんな暑いのに外歩いてきて大丈夫だった!?と心配になる。
お客さんにどうしてほしいと言うべきなのだろう。
複雑です。
インスタをなにか投稿したいとも思えたが話すネタが全くなかった。
暑すぎてお客さんが来ないからお客さんとの出来事とかお客さんに言われて考えたことなど何もないし、だからと言って自分に何か起こったことといえば、今日も暑すぎて倒れそうになった〜ということしかない。
インスタで、あっついですね〜熱中症なりそうですね〜みなさん本当に気をつけて…なんてことはあまり書きたくない。
(そのようなことを書いている他の飲食店様を否定したいわけではまるでない)
それを書いたらお客さんが店に来ないんじゃないかと思ってしまう。
そうなると今度は自分たちの経営と生活が危ない。
何度も言うが複雑です。
うんざりするような暑さだからなるべく気持ちが明るくなるようなこととかコーヒーのこととかを書きたいのだが、まぁそんなに私は思いつかなくてインスタの投稿がいつもよりもできない日々が続いた。
それでも来てくれるお客さんや常連さんたちには感謝しかない。
長いこと滞在してごめんね〜涼しいから長居したわ〜と申し訳なさそうにされることがよくあるけど、暇だし(笑)いてくれた方が私らも安心感があるし、むしろいてもらってちょっとでも心の安らぎになってくれたらこちらは嬉しいです。
ずっと家にいるのも億劫だから外に出たいともみなさん思うでしょう。
そんなときに目指してもらえるオアシスのようになれたらいいな。
ちなみにうちは何もなければいつまでもいてもらっていいです(笑)
何もなければってのは、たとえば他のお客さんが来ても余裕で他に座れる席があるなら…!とかそんなことくらいです。
それでもうちに来てくれるお客さんは本当に思いやりがあって優しい方ばかりなので、満席になって他のお客さんが座る席がないとなるとこちらが声かけなどしなくても空気を読んで退店してくださったり、長時間いる方はもう一杯追加注文してくださったりする。
長いこといさせてくれてありがとうというお声かけもたくさんある。
私も他のお店に行ったらそういう気遣いができる気持ち良い客になりたいなぁ…と思う。
お客さんから学ぶことは本当に多いです。
◇◇◇◇◇
*ネクタイコーヒー
京都府京都市下京区櫛笥通丹波口下る裏方町177-5
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