千星 健夫(NECKTIE design office)
メンテナンスDIYのすすめ
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メンテナンスDIYのすすめ

千星 健夫(NECKTIE design office)

いつもお世話になっているWEBマガジン 「haconiwa」さんから「# staysafe # havehope」という企画のお声がけをいただきました。おうち時間を楽しくすごすアイデアを送ってくれぃということで、僕が大好きな「メンテナンスDIYのすすめ」をご紹介させていただきました。

自分も塗装とかケーブル処理するときとかやっぱり他のひとのブログをみて参考にしていたりしますし、このケーブル絶対コロスマンの記事とか見てるだけでもおもしろい。

ただDIYって新しく材料を買ってきて作るみたいなイメージがありますが、今持っているものの塗装を変えるだけでもずいぶん雰囲気をかえられます。最初からつくるとなると、木を正確に切ったりネジこんだりと、それなりに道具も必要だったりします。でも、今すでに持っているものをメンテナンス+アップデートするのであればそれほどコストもかからず、これまでもお気に入りだったものがさらに愛着がでて好きなものに仕上がっていくんです。すてき。

そして何よりやってて自分が超たのしい。今思い返してみると実家の裏にはのこぎりとかカンナとかが普通に置いてあって、休日にそれで父親が棚とか犬小屋とか作っていましたが、あれは家族のためとかでもなんでもなく、たんに自分が楽しいからやってるんだ、と今更ながらに気づいてしましました。今も昔もみんな日曜大工だいすき。

さらに部屋や道具が自分の好みになっていくのってやっぱり気持ちがいい。デザイナーだとか美意識とかぜんぜん関係なく、もう完全にお父さんの日曜大工です。えぇ、もう完全なる嘘偽りない100%の自己満足です。しかしこんな自粛自粛の時だからこそ全力で自己肯定なわけです。自分のご機嫌をとりまくってるわけです。だってベランダで塗装してるだけで世界を救っちゃてるんですよ。やばくないですか。すごいよ。

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ということで、僕がやったメンテナンスDIYをいくつかご紹介していきます。

ハンティングチェア

ベースはデンマークのNormark社のハンティングチェア 。もともとはこんな感じで

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from sempre

けっこう明るいナチュラルな仕上げ。あと脚もウレタン塗装なので表面のつるつるした感じがどうもしっくりこない。

1. 木部の塗装をはがす
まずは木部と革部を分解します。ドライバーで簡単にはずせました。まずは現状の木部の塗装をはがすのですが、幸いこの商品は薄めのウレタン塗装だったので思ったより簡単に塗装がはがせました。数十円のサンドペーパーでOK。僕の場合は40/100/240の番手を使いました。

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まずは小さいものからやってみるのがおすすめです。テーブルの天板とかは面積も広いですし、ばっちり塗装が染み込んでいるものも多いのでサンダーとか電動工具がないと厳しいと思います。
今回はウレタン塗装をはがす必要があったので荒目(40番程度)はたくさん使いました。けっこう木くずがでるのでベランダなどでの作業がおすすめ。あと全部を一日で完結しようとすると慣れない作業だからか指先がけっこう痛くなっちゃうので、少しずつ数日に分けてすすめるのがいいと思います(いまは時間がたっぷりあるし)。
荒目のサンドペーパーで表面のウレタン塗装をはがしてそのあと100番、240番と順番に細かくしていきます。

2. 木部を塗装する
木工塗料はいろいろありますが、おすすめはこれ。

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英国王室御用達のBRIWAX。なんといっても魅力は使い込んだような古材っぽい雰囲気に仕上がること。匂いがちょっときついので室内ではなく、ベランダなど屋外での作業がおすすめ。今の時期は屋外作業も気持ちがいい。今回色はラスティックパインで塗りました。何色か持っていると使い分けや塗り重ねもできるのでGOOD。

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ちなみに自社製品の木部もBRIWAXでみずから塗装したりしています。

あとこれは木工職人の方に教えていただいたんですが、BRAY WAX塗装のときにウェスを小さめに切るのがポイント。

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ウェスが大きいとウェスが塗料を無駄に吸収してしまうので、5cm角くらいに小さく切って使うのがよいそうです。写真は素手で持ってますが、塗装時には手袋必須です。

3. レザー部を塗装する
レザー部は革靴用のカラーとメンテナンスクリームを混ぜて塗装しながら栄養補給。一気に色を変えるなら染Qとかもおすすめ。

といった感じで仕上がったのがこちら。

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写真ではいまいちわかりにくいですが、脚がウレタン塗装からオイル塗装になったのでブナ材本来の質感がでてしっとりした雰囲気に。意味もなく座ってしまいたくなる仕上がりです(超自己満)。

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他にもこんなものをメンテナスDIY

ケメックス・コーヒーメーカー

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これも木部を塗り直すだけでかなり違った雰囲気に仕上がります。BRIWAXは水に弱いので洗ってるとすぐに色が浅くなりますが、また塗り直せば元通り。

ファイルボックス

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アトリエの打ち合わせスペースから見える位置にあるので、来客の方にもよく聞かれるファイルボックス。もともとはIKEAのこれ。

こちらは最初から無塗装なので、いきなりBRIWAXを塗るだけでOK。しかも外側と小口だけ塗装して、内側は未塗装のまま。内側のすみっこは乾きにくく余分な塗料の拭き取りが大変ですし、書類が入るとどのみち見えなくなるので。
このファイルボックスなんですが、微妙にサイズがちがう2個が1セットになっているので、離して置いてあげるとサイズの違いがわからなくなります。

キャンパスバッグ

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これは塗装するとかではなく、ただのメンテナンス。お気に入りのraregemキャンバスバッグですが、長いこと使ってきたので全体的にも黒ずんで、とくに持ち手はかなり汚れてきていました。
そこでみなさん御用達のこれ

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ウタマロ石けん!! 日本が誇る不動のエース。普通に近所のサミットとかでも売っててコスパも最強。
僕の場合は汚れがひどかったので、汚れた部分にこすりつけてブラシで汚れをかき出すようにゴシゴシと。濡れていると汚れが見えないけれど、乾いたら汚れが浮いてきてしまったので、合計3回ウタマロったら真っ白に。

汚れのひどかった持ち手部分もすっきり。

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かなりごりごりと洗ったので全体のノリは取れてしまいましたが、逆にくったりしてさらに好みの雰囲気に。

MACのクリーンインストール

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これもDIYではないけど、時間があるときしかできない系のやつ。長く使用しているといろいろと使ってないアプリケーションが入っていたり、動きがもっさりしてきたりしているので、ばっさり消してアプリケーションもぜんぶ入れなおす。
やってる最中はちょっとめんどくさいんだけれど、仕上がるとすごく清々しいので、時間があるいまだからこそ!

あー、すっきり。楽しかったー。

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千星 健夫(NECKTIE design office)
NECKTIE design officeデザイナー。GRAPHIC・WEB・PRODUCTとジャンルをはみ出してデザインしています。写真撮影・活版印刷もしています。 https://necktie.tokyo