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ほぼ毎日note#239 売り物にしないで、、、

なんだか最近「HSP」がよくメディアに登場するようになってきた。と言いつつも、私もこのワードに出会ったのはまだわずか半年前くらい。  


そういった考え方や、人々の悩みが広く知られるようになることは良いことかもしれない。実際に私もこのワードをしれて救われたから。
だけど、正しく広く知られるのではなく、"流行り"になってしまうと危険に感じる。

本質をみんなが理解して広まっていくのではなく、芸能人なんかを取り上げて、面白おかしく表面的に扱われるのは誤解の元だし。

変な流行り方をしてしまうと、HSPであることを武器にしてしまう乱暴者も出てきそう。誰かに診断されるわけではなく、簡単なセルフチェックで誰でもかんたんに名乗ることもできる。5人に1人も居るんだから、「私は疲れやすいんだから、やさしく話をしてよ」なんて高圧的にして迫ってはただのわがままになってしまう。

そういうのが増えてきたり、変な流行り方をすると、「あ〜あの人、HSPぽいよね。苦笑」みたいな扱い方をされてしまう気もする。そしてそういうふうに言われてしまうと気づいちゃうんだよなあ。


たしかに、なにかの称号を得ることはとても安心だ。それが病気でなくても。なんとなく、今までの自分の行いや生き方が悪かったからこんな弱っちい性格なんだ、くよくよ悩むんだと自分を責めていた。だけど、普遍的な称号を与えてもらうと少し自分を責める思考が止まるのだ。何だ、生まれつきなら仕方ないな。って。


なんとなく、このnoteでHSPについて書くことを避けてきた。少数派とは言えども、5人に1人は居る気質のことを、あたかも超難病のように書くことに気が引けたから。(超難病のようにつきまとわれて、毎日へとへとになってることは確かだけども)
そして、流行りのように書くのが嫌だったから。いくつかの記事を読んだけど、みんな同じ書き方でほぼコピーになっているのがだんだんと気味が悪くなった。


売り物にされて嫌な気持ちになる気質の人たちを面白おかしく取り上げる矛盾感が苦しい。


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