見出し画像

ありきたりな物が、価値のある物になる付加価値とは?

こんばんは。
イラストを描くようになって、イラストを描くだけで生活できないかなー?と思うようになって来た今日この頃。

10年来の友人と話していて、この事をポロっともらしました。

10年来といっても、高校生の時からの付き合いで、あまり会う事は無いが、連絡はたまに取り合っている位の付き合いです。

彼は高校を中退後、工業の大企業の作業員として下っ端で働きながらも勉強を積み重ね、今では各地を飛び回って機械の整備や、現場での指導をする位にまでなった凄いやつです。

僕が漏らした一言に
「お前世の中甘く見過ぎや。俺はこれだけ本を読んで勉強しまくったんや、それで今これだけ稼いどるんや。」
「世の中の厳しさ知らんやろ」

云々カンヌン…

こやつは「サラリーマンこそ一番良い」と言います。

と言って数ヶ月分の給与明細を見せられ、ひと月の給与の平均が約50万程度の手取り。
しばらくLINEであーだこーだ数日間、説教のメッセージが届きまくり、考え方も生きてきた道も違うから、意見が割れてしまい、そこから僕が意識的に連絡をしなくなりました。

一月手取り50万だと中卒のサラリーマンにしたら凄い事ですよね。
僕には無理だ。
そもそも、サラリーマンが向いてないんやから…
好きな事で稼げたらどんなにいいか、常にそればっかり考えています。

絵を描くだけで生活する。
しかも自分の描きたい絵だけで。

そりゃあ今までの常識だと不可能に近いかもしれません。

色々調べたら、そう言う人、ゴロゴロおるんですよコレが…

皆んな色々考えてイラストを売っています。
もちろんイラストそのものを売るのではなく、何かのデザインとして使われたり、財布やトートバッグ 等のアイテムに描いて売ったり。

これがニッチな市場だと凄いことになっているみたいです。

イラスト自体が、上手!ってわけでもなく、美術館に置いてあるような深い意味のある絵画とかでもなく、
言っちゃ悪いが単なる落書きに毛が生えたようなイラストが逆に味が出て、しかも、その人が描いたイラストだと一目で分かるような作品がバッグや財布やTシャツになって人気が出ているんです。

つまり、その人しか描けないイラストで、特徴的で、他には無いデザインを生み出したことで、単なる落書きが一つの価値を生み出したんだと思うんです。

デザイナーという職業がありますが、コレは顧客の要望するデザインを形にすると言う仕事です。

これだと自分の描きたい物はほとんど描けません。お客様の要望に応えられなければ仕事になりませんから。

僕はコレだとすぐ辞めてしまうんです。描きたく無い物は描きたく無いんです。

僕は、余計に難しくなったやん、そんなん出来るかいなーと思っていましたが、その付加価値と言うものを付けることによって、物は売れるんだなぁと、気づきました。

猫と、自然と、小動物。
これくらいしか描きたいと思わないんです。
じゃあ同じように、猫と自然と小動物が好きな人達に僕しか描けないイラストを、提供すればいいだけの事で、しかもイラスト単体を売るのではなく、何かに描いてあげればいいのでは?

まだ成功した訳ではないが、このnote に日記的に記して行こうかと思っています。

先述した友人に
「それ見たことか!」と言ってやりたいもんです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?