Kill your darlings

大学を卒業する直前、Kill your darlings という映画を見た。
好きなもの、愛したものこそ抹殺せよ、という意味。

私は当時意味が分からず、何を言ってるんだという気分でいた。

けれど、今ならわかることがある。
Killは強いが好きだからと飛びつかない、(なんなら私は無欲がより強いとさえ思う)ということなのと、自発的なあれこれは諸々不利な立場を招くということだと解釈した。

大して好きではないならまだしも、好きなものに対して不当な立場、は嫌な人が多いと思う。

その不利感、と付き合っていける人はいいしそれを超えてもな意欲があるならいいが、総じてドライな私は避けたいところ。

リンク先https://blog.novelin.net/1093
の言いたいことはそういう話だと感じた。

以下引用。
>「そりゃ、そうだよね」

と、他人事のように見ているかもしれませんが、メールも電話も、デートの誘いも、全部一緒なんですよ(^^;
何か知らないけど、気がつくとあなたからアクションを起こしていませんか。

完全に受動に徹する必要はありませんが、限界ギリギリまで、「彼に行動させる」ということにこだわってほしいのです。
僕は個別相談でも特にこのことをしつこく言い続けています。

デートもあなたから誘うのではなく、彼に誘ってもらうのです。
彼がどうしても誘ってくれなかったら、誘ってほしいと誘うのです。

「えっ、それって結局自分で誘ってるやん」
と言われそうですが、あなたから誘うのと、誘ってほしいと言って彼に誘わせる形を取るのとでは、その結果に天地の開きがあります。

…..

気付いたら自分からアクション起こしてませんか?というはなし。
男女とか関係なく噛み砕くと相手の立場からしたら、”誘われた身”としての嬉しさと”相応の受け身感”があるわけで、これらの感覚を加味せず、軽視したり無視すると痛い目に合う。
要は普段から人の立場でものを考えられない人は相応に墓穴を掘るということ。

メールも電話も、ってこの方ちょい上だなと感じた。最近ならSNSのフォローなどなどもそういうことだと思う。

ところで、先日テニスで失格騒動があった。
欧州の選手達がクスクス、の図。
私は、要はそういうことだと思った。

そういうこと、とはやはりアジア系は有事に弱い。今は諸々が厳しいので、表立って言う機会は前より多少減っても有事はコテンパンにされるとか、クスクスなんだと感じる。

個人的に海外に(特に欧米)目的なくフラフラ移住したりする人があまり好きではないのはこれが理由。

これに限らず今はアンコンなど表立って言う機会は減っているからこそ、コミュニケーションにより頭を使う必要があるのでは、と考える。

色んなことが言いづらいからこそ、有事には倍増パワーで叩かれるとか、より陰湿になるとか表に表さないことが齎すのはポジティブな話ばかりでもない。

言うか言わないかは別にしても、想定できる範囲で根底リスク、から取り除くべし、
あとは何度も言うが確認不能なパワーバランスあれこれを察して行動すべし、というのが私の考え。

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