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電話の多い日

母が介護施設に入所してから1ヶ月が経過した。非常事態宣言が発令されているので面会もしていない。入所日に母を施設の部屋へ送り届けて、部屋にカーテンを付けて、荷物をクローゼットや衣類ケースに片付けて、振り返るとちょっと目が吊り上がった状態の母がベッドに座っていて(気に入らないことがあるとする表情)。

施設の書類に住所や氏名を何度も何度も書いて疲れ切った後は「このまま帰られた方がいい」という施設長さんの言葉に従って「よろしくお願いします」といって帰ってきた。

役所の手続きを終えてようやく一息・・・とはいかないもので、その後も色々と連絡や手続きはある。

先日はその連絡+違う要件の連絡がバタバタと続き、家の電話とスマホの対応をしているような日になってしまった。

スマホにかかってくる見慣れない番号だといつもは出ない。フリーダイヤルの番号なんて迷惑電話かセールスしかないので絶対に出ない。

でも電話が多かったせいか、見慣れない090の番号にうっかり出てしまった。

以前、ここに書いた彼女からだった。


途切れ途切れの会話。話し方が不安定で聞き取りづらい。会話が上手く繋がらない。心の病はまだよくなっていない様子。

迂闊に電話に出たことを後悔したけれど遅かった。

彼女はまた引っ越しをしたようで、その件を伝えたくて電話してきたようだった。結婚したけれど1年で離婚したとも言っていた。

う~ん・・・困った・・・。正直、そう思っている。連絡を断ちたいと思っているのにうっかり繋いでしまったので。

前のように昼夜問わずメールや電話が鳴ったら困るので、電話番号を登録してからそっとブロックした。

手紙程度ならばまだ対応できるが、電話とメールは困る。

申し訳ないけれど、一難去ってまた一難・・・そんな気分。

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