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「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)」、およびソートリーダーシップ戦略に関する記事をまとめています。
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2024年7月の記事一覧

ソートリーダーシップの実践事例【Vol.3】 ヴィレッジヴァンガードとサブカル

ビジネスの世界では古今東西、様々な創造的取り組みが為されてきました。後から振り返ると、「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)」の教科書的な事例、ケーススタディといえるものも少なくありません。 様々な事例をビジネスの潮流や市場の拡大などの実績から俯瞰的に見つめなおし、学ぶべきところを見つけ出していきます。 BtoCのソートリーダーシップ、ヴィレッジヴァンガード 第三回で取り上げるのは、超ニッチ戦略のお手本でもあり、時代の流れや社会文化を背景にサブカル

「ソートリーダー」の条件とは何か? 新しい市場の「第一人者」になるために

近年、企業活動においてその重要性を増しているマーケティング手法の一つ「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)」。国際社会経済研究所(IISE)の公式noteでは全5回にわたって、ソートリーダーシップの意義や進め方、プロセスなどについて解説していきます。 前回はソートリーダーシップの全体像を概観し、その目的や重要性および今なぜ取り組む必要があるか、解説してきました。この第2回では「ソートリーダー」に求められる条件について考えていきます。 ※前回「第1回」

企業が「ソートリーダーシップ活動」を始めるために、必要なこととは?

こんにちは、国際社会経済研究所(IISE)、理事長の藤沢久美です。 前回は経営戦略としての「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)活動」が、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するための一つの方法であることを、「不確実性」「人的資本」「新市場」の3つのアプローチとともにお伝えしました。 今回はこれらのアプローチを生かして、ソートリーダーシップ活動に着手する際の課題とその解決策を考えていきます。 ソートリーダーシップ活動には、ソートの

ソートリーダーシップには「オーセンティシティ」が必要。人の「認識」をいかに変えるか?~PRストラデジスト、本田哲也氏に聞く~

革新的な考えを世の中に提示し、「共感」によりステークホルダーを共創へ誘引することで、新しい顧客や市場を創造するマーケティング手法の1つである「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)」。その重要性を多角的に考察するために、各専門家にインタビューする第三弾は、日本におけるPR分野の第一人者、本田事務所 代表取締役/PRストラテジストの本田哲也氏です。 認識を変える手段となるのが「ソート」  ――PRの観点から、ソートリーダーシップをどう捉えていますか。 

新たに生まれた、ドローン産業。ソートリーダーシップを成功に導く「巻き込み力」とは?~対談・ブルーイノベーション熊田社長×IISE 藤沢理事長

社会課題の解決や理想的な社会のコンセプトを自ら発信し、世の中の賛同を得ながら実現を目指す「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)活動」を様々な形で実践する企業の経営層、キーパーソンの方々と、国際社会経済研究所(IISE)理事長の藤沢 久美による対談を通して、「ソートリーダーシップ活動」のヒントを見出し、新たな知見を浮かび上がらせていきます。   第2回のお相手は、ドローン産業をほとんどゼロからつくり上げたブルーイノベーション 代表取締役社長の熊田 貴之