404.『正しさという病』
『正しさという病』
正しい・正しくないは大事
ただ、それすら数ある尺度
モノサシのひとつにすぎない
人に伝わらないのなら
大した意味はなさない
社会はみなで成り立っている
たとえ、正しさを七割に下げてでも
残り三割に優しさやわかりやすさを
詰め込んだほうがきっと有意義
譲れない部分を抱えつつ
譲れる部分は手放せたなら
耳鳴りのように頭にひびく
摩擦音が聞こえなくなるのに
2024年7月10日作
ラジオNIKKEI『私の書いたポエム』
2024年7月14日放送分
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