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『いろいろ』ホントのところはわからない でも、山を縫って流れる河は 木々の緑を煎じている …
『波』ざぱーん、ざぱーん 波の音がする のれたら遠くまで いけるのかもしれない でも今から…
『この場所』 老舗の和菓子店も 地元のデパートも 駅前の大型スーパーも この一年でなくな…
『そんな衝動』 誰にもできないことを いくつも果たせたなら 追いつけるのだろうけど おそ…
『GET BACK』 気づけば僕も歳を重ねた 白髪も増え、目じりに小じわ きしむ関節、落ちたスタ…
『明日に架ける橋』ライブからの帰り道 小雨に夕陽があたると 曇り空を切りさいて 七色の放物…
『偶然の磁石』そのときその場所に 僕が行かなければ 一生出会わなかった そんな偶然ばかりさ 君だってそうだろう? それぞれの長い旅路の 一瞬の交差点としても 「袖振り合うも多生の縁」 一生モノの友だち 泣けるほど好きだった人 反面教師にした人 それらすべてが財産 考えすぎな僕の予定を 不意に乱す素敵な偶然 僕らは偶然を帯びた磁石 2024年7月29日作 ラジオNIKKEI『私の書いたポエム』 2024年8月18日放送分 【あとがき】 必然で起こることは多くはなくて
『相対性』優しそうな人がよいことしても それなりにしかよく見えず 悪そうな人が良いことをす…
『正しさという病』正しい・正しくないは大事 ただ、それすら数ある尺度 モノサシのひとつにす…
『灯台』激しい風雨にさらされ 強い日射しも浴びつつ ひと気のない岬の先で ゆるぎなく立って…
『一時保存』 嫌われないように 当たり障りのないように 飾った言葉があふれてる 感情にま…
『限界』A、B,Cのことをできる そうだとしても 三つを同時にはできない 時間には限りがあ…
『Crazy Drive』一週間後、つまり今 きっと僕は四国にいる 予定をすべてこなせたか それはわか…
『一歩』夢を誰かにゆだねても ただの重荷になるだけ 自分の夢を叶えるのは ほかの誰でもない 夢への距離が違っても 踏み出す一歩は同じ一歩 重ねる回数が違うだけ 近づくことに変わりない いま決められることは できるかどうかではなく やるかやらないかだけ 動かないなら始まらない 振り返ってみたら 足跡が一瞬光って見えた 2024年3月24日作 ラジオNIKKEI『私の書いたポエム』 2024年4月7日放送分