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趣味のバラ栽培で気になったこと

 バラを育てるときは、一日中直射日光が当たるところでがおすすめで、健康に育てるなら最低6時間。これが用意できればその辺のネットに書いてあることだけやって優勝
 それ未満の日照の場合は半日陰や日陰を好む植物を育てたほうがいい。育てられるというのはセールストーク。

【蛇足】
 バラを大量に育て始めて1年が経過しました。
 バラのコンテストに参加されている方の栽培方法の本1冊をメインに、バラ苗農家のyoutubeやHP情報を加味して育てたところ、ほぼすべてのバラが大きく育ち、シュートを出しまくり、沢山の花をつけました。
 自分はそんなにマメなタイプではない上仕事もあり、様々な植物を枯らしてたので、バラが大きく育ち沢山咲くといままでできていなかったことができた気分になり、達成感がありました。
 なお、見出し写真は昨年初夏にゲットしたメイのほほえみ。うどん粉だらけの1本杉状態から、直径1cmのシュートが7本生えてウハウハです。

 ただし、バラの生育は私の腕の問題ではなく、単に環境が合っている点が8割以上を占めていると思います。
 メインの栽培スペースは屋上ベランダで、西日以外はすべてあたります(場所によっては一日中)。 灼熱の時期にはミストシャワー、透明ビニールシートが雨よけとして張ってあり、強い雨が当たることはありません。バラのように日照と水大好きだけど自然降雨で病気発生しがちな植物には天国です。

 直射日光が7:00-11:00しか当たらない東花壇でもバラを育ててみたのですが、育ち方はベランダと比較にならないくらいゆっくりです。バラの家のスペックシートで「耐陰性が普通」となっていても、その中で強弱があることがわかるくらい、バラ的にはぎりぎりの日照です。
 たまに、品種の指定なく直射日光4時間あれば育てられる、日陰でも育てられるといった記載を見つけますが「マメな人ならできるけど、まるで初めてだと難しくない?アフィ目当て?苗屋さんだから?枯れてまた買ってくれるほうがいいのかな」と疑ってしまいます。
 もちろん「この品種は日陰に強いぜ、工夫してどうだこの生育具合!」という記事には賞賛しかありません。

 経済価値が低い植物(残念ながら、一部ペットも)が、雑に生産販売され、生態に合わない環境で育てられ、即座または緩やかに死んでいくのを自分で手を下してしまった場合だけでなく、ブログやSNS等で目にすると(購入しては失敗し今回で5回目!のような記事を見ると特に)、生育環境に関する情報を素人にわかるような明白さで品種の札に書いてほしいなーと思います。

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