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医療は現役世代を見棄てる

社会保険料や税負担で現役世代は青息吐息。
色々と最近話題が尽きないが、はっきり言うと医療は今までも、お金にならない患者、自分たちの負担になる患者を見捨ててきたのではないか?
これは自分の患者家族、としての経験上の感想。
夫が危篤になった時、その時の医者看護師の説明、態度。
この治療はお金がかかりますよ?
ずっとですよ?
治療しても治りませんよ?
生きたい、仕事に復帰したい、自分の口から食事をとりたい。
すべての願いをもう出来ることはありません、と否定し続けた。
夫が亡くなって、数年考えたり、調べれば調べるほど、できた事は沢山あった。
医療にはできなくても、家族ができることが。
まだまだ、自分は病院を許していないのが、しみじみわかった。
諦める、意味をはき違えている医療には、失望しかない。コロナ対策禍で、医療は色々とつきつけられたはずなのに、かえって悪い方に向かっている気がする。
あぁ、やっぱりこの程度の底の浅さだったのだ。信頼できるはずがなかったのだ。
感謝なんてできるはずがない。
看取りの時の看護師さんにしか、感謝の気持ちがもてなかった。
夫は何人かの病院スタッフに、いつもありがとう、と言っていた。私は黒い気持ちを抱えたままだ。

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