見出し画像

初めて投稿します

こんばんは。note, どころかブログを初めて書くことにしました。日本を離れアメリカに来て30年、年月が過ぎれば過ぎるほど、自分がここにいる意味が見えにくくなっている気がします。家庭もあり子供も大きくなり仕事もあり、それなりに蓄積のある人生にもかかわらず、肝心の足元がふわふわと危なっかしい、そんな感覚に囚われている昨今です。美術大学院留学生時代、家庭を持ち子育て時代、その間教師免許取得し現地校教員となり、自分のやってきたこと、見たこと、感じたこと、学んだことはどんどん塵のように過去に流れています。脇目も降らずにただ進んできたので、それは全て灰色のぼんやりとした塊のように積もっている。それを少しずつかき分けて日本語で拾っていくうちに、何か見えてくるものがあり、手応えを感じることがあるかもしれない。徐々に日本語を忘れそうになっているので、そのブラッシュアップも期待して始めます。

幾多のことに首を突っ込んできたので、トピックはたくさんあるはず。まず、ミネアポリスが突如なんの前触れもなく認知度が高くなったようなので、これを機会にここ最近のミネアポリス事情と、ミネソタ州の紹介をします。他に出てくるであろうトピックとして:

アメリカ人の視点(日本人からみてとても面白くまた不可思議なこともある)、自分はだいぶ離れてしまった感があるけれどアメリカ美術、あまり旅行はしないけれど中西部を中心にした旅行記、この年で新米教師をしているので専門のESL言語教育関係や現地校教育事情、不安障害その他さまざまな病気を経験した家族そしてアメリカの医療、非常に個人的な自分の体験や日常での感情の揺れ動き、という雑然としたノートになりそうです。

特に誰かに読んで欲しい、というより自分の内側に目を向ける作業なので、独りよがりになってしまっていたらすみません。まあ、でも何が出てくるのか、ちょっとだけ、久しぶりにワクワク感もあります。むかーし美術を始めたときに感じていたような。。。しばらく続ける努力をします。

ヘッダーの写真はミネアポリスの酷寒の冬、近所の散歩中に見つけたイグルーです。この身の危険を感じる寒さの中、ミネソタの人々が何をして考えて長ーい冬を過ごすのか、これもいずれ書いてみたい。ただ、今は短い、美しい夏なのでそれを愛しみ、次回からは夏の写真を載せます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?