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2020年。オンラインサロン主になってみた素直な感想

こんにちは、東京湾岸エリアの妖精でマンションブロガーやってるのらえもんです。激動の2020年ももうあとわずかとなりましたが、皆さんはどんな一年だったでしょうか。

2020年は年初に思い描いた未来とは全く違うものとなりましたが、全体的に大変実りの多い1年となりました!

1月3日。Twitterで日頃やり取りのあるITフリーランスのケビン松永さんより「今年はオンラインサロンをのらえもんさんと開くと、天啓が降りてきました」とDMがあったので、秒でOKと返信して、2月にはオープンしてました。

2018年くらいから「来年はオンラインサロンが流行る!」ってネット言論が一部あったじゃないですか。箕輪編集室・西野亮廣エンタメ研究所・堀江貴文イノベーション大学校・田端大学など・・・ネットの最先端の次はここだ!みたいな話を聞いていたんですよ。実際、2019年には3つほど入ってみましたしね。

でもどうせやるなら、サロン主でやってみたいな~と思っていたところに、ケビンさんからお声がけいただいたので、飛びついたんですよね。そこからの1か月は、彼が切ったスケジュールに沿って慌ただしく準備しました。こういう、0から1にする時にはプロジェクト管理に慣れた人とやるの超楽。

そして、出来上がったのがこれ。
匿名推奨・肩書無しで、近未来予想を語り合う場。
それが「近未来予想図サロン」です。

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自分自身サロン主になってみて、様々な気付きがあったので、なるべく飾らずにここにメモします。

ピラミッド型かネットワーク型、どちらを志向するか

オンラインサロン開いてみたいな~でも勇気がないな~あ゙~したいんじゃ~、とそこでゴロゴロとベッドに転がっているそこのアナタ。

意識が低くても大丈夫。とりあえずやってみよう。重要なのは、サロンの中核となるコンセプトです。オンラインサロンを開いて何がしたいのか。

世の中にあるオンラインサロンの多くは、有名人ファンクラブ要素があると思うんですよ。でもそうなると頂点にサロン主がいて会員はその配下的な、ピラミッド型組織になってしまう。

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中央集権だし、中が荒れる心配はほぼありません。圧倒的な王が統治する限り、大丈夫。でもこれ、実はしんどいんですよ。
私の身はひとつなわけで、基本は本業がありつつのブロガーですから、サロンにずっとコミットする時間は取れないんですね。それに多士済々なメンバーが入ってきても彼らの発信力をどう活かすことができるのか…ピラミッド型だと相当難しいですよね。

ただ、「私は難しい」ってだけで、ファンクラブ要素があるなら事務局や番頭役を強化すれば可能です。圧倒的な発信力があり、自分のサロンにコミット人はこちらが良いでしょうね。

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サロン主に強力な発信力とコミットがないのなら、今風のネットワーク型を志向すると思います。しかし、ネットワーク型はアクティブな参加者が多ければ多いほど有利なはずで、メガSNSとガチで被る要素もある。Twitterでできるじゃんとか。そこに味付けが必要だと思うんですよね。

私は、できれば会員同士が緩いつながりを持って、各々がサロンの中で発信した内容にレスをガンガンつけていく、というサロンにしたかった。FBのグループ機能でオンラインサロンを行っている方も多いんですが、参加者全員が板を立てられるようになるにはちょい向いていないと思います。FBは思いし一覧性悪いし。あと実名に結びつけたくなかった。slackを使う手もありましたが、DMMオンラインサロンに乗っかることにしました。
近未来予想図サロンにおける私が唯一持つ役割は、毎月一回の近未来予想のお題を考え、テキストにして、会員に意見を募る。たったそれだけです。

私が考えたお題に対して、専門性を持つサロンのみなさんが、自由な発想で投稿してくれる。これって何物にも代えがたい快感がありますね。なお、もう一人のサロン主のケビン松永さんは毎回一参加者として予想イベントに書き込みますけど、票が集まらない忖度一切なしのサロンであります。

ぶっちゃけ私、自分よりも優秀な人たちと、自分がメンバーの名前が覚えられる範囲くらいの人数でノージャンルなガチ議論してみたかったんですよね。Twitter上でもできるんですが、140文字制限もあるし、参加者無制限にするとシグナル/ノイズ比が高くなってしまうし、身バレリスクが大きくて公開の場で出せないことも多い。だから非公開の場を作りたかったんですね。

気づかれた方もいらっしゃると思いますが、これはいにしえのパソコン通信、ニフティサーブのフォーラムと似た仕組みになるかと思います。ある程度メンバーが発信してくれるようになれば、サロン主の役割としては、議論の種を撒き、他会員が立ち上げたトピックに参加し、イベントですぐれた発想を開陳してくれた会員を表彰する。そういう下支えの役割となります。

自分自身の外付けCPUとしてサロンを活用する

近未来予想図サロンは、毎日小難しい近未来予想をしているわけではありません。人生相談、転職相談や雑談、こんなものが流行っているらしいとか、Twitterでは呟けない専門性のある灯篭流しとか…様々なトピックが流れてきます。そう、会員になればスレ立ては本当に自由なのです。

「7つの大罪から、本能を刺激するサービスを考えたい」とか「YouTuberゆっくりさん」まで、様々な話題が毎日出てきます。

そして目鼻が効いているメンバーが揃っているので「こんなことを聞いてみたい」とか「あれってどう思う?」とスレ立てしてみると、さくっとアドバイスをくれたりします(私がスレ立てしてもあんまり盛り上がらない場合もある。やはり質問力が重要…)

例えばこんな感じ。軽く書いたらヨッピー先生からセンター返しが来るとか(先頭部分だけ抜粋です)

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おっ、これって自分の脳みそ以外でブレストできる外付けCPUじゃないか、そう私は考えるんですよね。そして匿名メンバーがほとんどなので、実名では難しい本音ベースでの議論が期待できる。やってみると非常に楽しい。

一緒に組んだ人が私が持っていないものを持っている僥倖

最後に。

できるだけ2名でやったほうが私はいいと思います。もしくは表に出る人を決めて、大番頭役の人をガッチリ掴んでおくとか。初期に組む相手は本当に大切なんですよ。

今回、対等な立場であるケビンさんが、細やかな目配りができる人で、場をきちんと回すとかプロジェクト管理ができるとか、そういった私にないものを持っている人だったのは、本当に僥倖なんですよ。

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私は、細かいこと本当にだめなんです。妻からは発達障害なんじゃないの?というくらい管理能力がない。自分自身でスケジュールコントロールはできるけど、他の人まで巻き込んで、という段階になるととたんに無能になります。

だから、自分とは性格が遠いけど、信頼と尊敬ができそうで更にお金に困ってなさそうな人…(これはとても重要なんですよ、大の男が喧嘩するのは金か女ですからね。非モテだから女は心配ない?うるせーこのやろう)そういう人がいたらツバつけておきましょうね。

目指すのは「唯才是挙」。名前と肩書はノイズ。

私の大好きな蒼天航路では、ガチガチの儒教に対する反抗として、曹操が「唯才是挙」を掲げるんですね、実際の歴史でも求賢令という形で世の中に出します。人格的な美徳だけにとらわれることのない、儒教の枠に縛られない才を持つ奴を推挙せよって。

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私が匿名にこだわったの、FBベースの実名必須なオンラインサロンや名前肩書付きでコメントを寄せるNewsPicksのアンチテーゼであるんですよ。肩書なんて匿名ネットの世界だとノイズにしかならん。

いい子なんかいらん
何歳であるかもしらん
今の社会的立場をバックにしゃべらなくていい
ただ、何かの才があればいい

ネット求賢令って名前出して、GoogleAdwordsに広告出そうかな。うん。

毎日楽しいトピックができて、2020年は本当に実りがあった年になりました!来年もよろしくお願いします!

よかったら3日無料のこのサロン覗いてやってください。ネットのゆかいな仲間たちがわちゃわちゃしています。

ぜひサロン紹介動画をご覧ください


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