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あなたが文科省のエースだったら何を提言する? #近未来予想図

どうもこんにちは、マンションブロガー・湾岸の妖精☆のらえもんです。

指さし

ITコンサルタントのケビン松永氏と私が主催する、近未来予想図サロンでは毎月一度のお題を出して、サロン会員から近未来予想を自由な発想でしてもらい、感想を述べあう近未来予想イベントをしております。

オンラインサロンというのはクローズドな場所なので、外から見ると「あいつら何やっているのかわからない」だと思います。そこで、近未来予想イベントや、サロン内で話題になったトピックについては、守秘義務やサロンの外に漏らしたらまずいだろうという投稿以外については、ピックアップして外にご紹介することになっております。

毎回テーマ設定を考えるのが私の役目なのですが、今回は近未来予想というよりも、「キミが〇〇だったらどうする?」という切り口で考えてもらいました。直前に投稿した東京ドームネタがごっつ受けたからです。次からもこうしようかな・・・

第四回未来予想イベント「学校教育の未来について」
【テーマ】

今回は、「学校教育の未来について」について考えます。

あなたが文科省の課長補佐(35)だったとします。省内でも将来の事務次官候補と取りざたされているエースです。政治との関係も悪くなく、自分の提案を政治家のパイプを使ってトップダウンで飲ませる腹芸も持っています。

仕事にも情熱を燃やしていますが、真面目一辺倒ではなく、たまに貧困女性の実情を探りに夜の街に繰り出すこともあります。

そんな私が、日本の将来と自分の出世を考えて、今後10-20年後の学校教育を真正面から考えた時、何に重点的に取り組んでいったらいいでしょうか。

【通い方】
・オンライン化、学区撤廃
・入学時期を9月に移行するメリット/デメリット

【授業内容】
・新しく増やすべき授業 (例 コンピュータ、税、お金そのもの、運転、AI、サバイバル術などなど)
・時間確保のために減らさざるを得ない活動

【生徒】
・少子化による生徒の減少、定員が埋まらない
・出来る子と出来ない子をどう扱っていくか (習熟度別レベル分け授業)
・飛び級制度ってどうでしょう (年齢に囚われない)

【教員の問題】
・社会人経験のない新卒が”先生”ってどうよ
・しつけ、防犯、部活、オンライン、増え続ける先生の仕事(?)と職場のブラック化の解消
・先生になりたいと思う人が年々減少している

【PTAの問題】
・むにゃむにゃ…

特に政策ペーパーなものは求めていません笑
あくまでも何を重点に置くべきか(そして何を切り捨てるか)
学校教育の充実のためにはこう変えるべき
など、ノージャンルでご投稿ください!

なお、教育の専門家はサロン会員の中におらず、あくまでも「将来こんなことをしたらよくなるよね?」というアイデア求ム!的なものです。

詳しくはケビンさんの記事をご覧ください↓

ということで、今回出していただいたアイデアのMVPは龍之介さんだったのですが、「徴教制」というものでした。もう名は体を表すというか非常に単語のパワーが強かったですね。

さて、私の方ではケビンさんが分量の関係で触れられなかったアイデアをご紹介しますと、海龍さんのアイデアが一枚のパワポでコンセプトが一目で理解できてよかったですね!

海龍さん:
学校教育改革のゴール 日本全体で人材の適材適所を目指す

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学力の平均点をあげることではない→生活科の創設だったのでしょうけど、もう少し踏み込んだ、将来の目的意識を持って「自分が受ける教育を選ばせる」という意識改革は面白いなと。ドイツの教育制度を思い出しましたが、あちらは10歳、こちらは中学校前半~中盤で決めさせるというアイデアです。

日本のサッカー界の至宝、久保建英くんがバルサに入りたい!と言った時に親は笑わずに、それならやってみよう、とさせた教育が驚異的でした。まぁここまでスーパーな親はみんなできないですけど、全員平等に同じ教育を受けさせるのは中学校前半までで、そこから先は自分が将来したい職業になるにはどうすれば良いのか、そのためにはどういう教育を受けるべきなのか、選ばせるのは面白いなと思います。いい高校・いい大学・いい会社…エスカレーター式に入れた子にとってはいいかもしれないけど、そこからあぶれる子が将来稼ぐために、何をするべきかって考えさせるのはいいですよね。

しかし自分の息子がマンションブロガーになりたいって言ったら、何をすればいいんや…

しょーさんのアイデアは「分学制」でした。

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これ、小中学校の教師の役割を3つに分解して、「コーチ」と「メンター」はまた別の人に任せようよ!という提言だと理解しました。

教師は今の教師だけではなく、予備校の講師(朝から塾までの時間は空いている)や社会人の著名人もオンラインを通じて活用。競争を促し、教育の質を上げることで現在の「教育の時間」を2割削減。残りの2割の時間を「専門科目」として生徒が好きなことを学ぶ場を提供する

学校教育を学校任せにするのではなく、もっと社会で働く社会人を投入して、学習効率をあげて2割時間を稼ぐ。稼いだ2割は専門科目として、自分が興味を持てる時間に投入する…全国一律は難しいかもしれないけど、エリアを区切れば今でもできそうです。トップ私立校は効率を上げた成果を受験対策に使いますけど、それだけじゃもったいないですものね。

その他にもワクワクするような様々な提言ありがとうございました。文部科学省の野心家がいれば、コンタクトを取っていただければ資料は提供させていただきます(真面目に)。

さて、普段、興味を持たないかもしれない話題や脳みその一部、サロンで使ってみませんか?きっと世界が広がりますよ!皆さんの参加待ってます!

ぜひサロン紹介動画をご覧ください


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この記事を書いている人:のらえもん

湾岸地区を中心とした不動産総合ブログ「マンション購入を真剣に考えるブログ」を2012年1月に運営開始。現在の湾岸回帰世論の一助となる。ブログ上では度々公開将来予想をして、ほぼ当てている。15年、消費者の立場からマンション購入を論じた『本当に役立つマンション購入術』(廣済堂新書)を刊行。フレームワーク思考ではなく霊感思考。Perfumeが好きすぎてたまにバグるおじさん。
ブログ:マンション購入を真剣に考えるブログ
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書籍 :本当に役立つマンション購入術ほか3冊

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