Se todos fossem iguais a você「もしも皆があなたと同じだったなら」

これはジョビンのキャリア初期に書かれた曲で、彼の4枚目のアルバム、1967年の「A Certain Mr. Jobim」に収められています。美しい歌詞は盟友、ヴィニシウス・ジ・モライスによるもの。「もしも皆があなたと同じだったなら」(邦題)きっと真実の世界があるだろう、と歌われる歌詞が反語的な意味なのかどうか、ポルトガル語に不案内な僕には分かりませんが、けれど、音から伝わってくる寂寥感からすると、おそらくそういう感じ(反語的)なんでしょう。悲しいけど壮大なイメージが広がる、とても大好きな曲のひとつです。

堺筋本町、「聰音」さんでのライブ動画です。
Se todos fossem iguais a você (Antonio Carlos Jobim)
Chihomi Nitta -vocal-
nea -guitar-
Masaaki Takano -percussion-
Live at Satone , Osaka 2021.2.25

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