『アイス・ロード』見たよ。

弱っているときには、その事実からも目をそむけてホメオスタシスだのみに時間経過を待つのも一つの手段です。

ってことで、何の過負荷にもならないような映画を見た。

『アイス・ロード』
あらすじはっ
鉱山事故で作業員が閉じ込められた。救出するための機材を運ぶため、薄い氷の上をトレーラーで走る。

面白かった。ただ、見放題で見るくらいがちょうどいい。
そして、恐怖の報酬ってめちゃくちゃ面白かったよなあと再確認

見ているときに、記憶から消えていくと確信しながら、消えてもいいと安心して見ていられる。
特にタイトルのアイス・ロードの場面は、ハラハラしっぱなし。『フローズン・リバー』とかもあったけど、氷が割れたらほぼ助からないというシチュエーションは文字通りサスペンスフル。

ただし、中盤以降は目に見えて息切れしている。
それもそのはず、アイス・ロードを走りきってしまう。となるとあとは荷物が時間内に届けられるのを見守るだけの消化試合。
なんとか見せ場を作ろうと、アイス・ロードでもうひと盛り上げしようと頑張るけど、それがもさもさした殴り合い。
途中に吊り橋を挟んだりと尺合わせを頑張ってたけど、アイスロードクリアしたらもう終わった感が強い。
だから、恐怖の報酬は運んでるのがニトロだから、最後までスリルたっぷりだったもんね。

まあ、傑作を見るには活力不足のときに、ちょっとハラハラする感じとしては最適。

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