『お熱いのがお好き』見たよ。

連続投稿のおげで、なにもしていないことにはならないので、かえって活動の足を引っ張っている可能性がある。
いや、いずれにせよ私の活動量計の針は低域専用なため誤差の範疇かも。

『お熱いのがお好き』
あらすじはっ
マフィアから逃げるために女装して女性楽団に紛れ込む。

名作をちゃんと見ないとシリーズ。
なにこれ面白い。
文芸とかじゃなくて、コメディだし、エンタメだし、万人におすすめできる面白さ。

ジャック・レモンの女装がケイト・マッキノンみたいに見えて結構美人だったりする。
ウィキペディア情報では、女装がきつくならないように白黒を選択したらしい。それで、マリリン・モンローはカラーがよかったと不貞腐れてたって話がある。
確かに白黒のほうがいろいろ隠せてたかもね。

ストーリーはいろいろどっかで見た感じ。
いわゆるポロロッカ現象というか、後発品を先に見たせいでの逆既視感。
もしかして『最強女装計画』とかはこれが念頭にあったのかな、あと『トッツィー』とか。
とにかくそれほど新奇性も感じないけど、やっぱり役者陣の愛嬌とユーモアで楽しく見れてしまう。そういう細かい気遣いが名作として残るところなのかな。

めちゃくちゃ地味なギャグとして、氷嚢でカクテル作るって場面。
これが地味に再利用されてて笑った。

そして、名台詞として名高いラスト。そう言われて身構えて見ても痛快な落ち。昔の組合関連でエンドロールがなかった時代の終わり方とマッチした切れ味は最高だった。

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